盆栽の変化はほんの少しずつー5年前のカリンは今...

こんにちは、盆栽なんごくの松浦です。

いかがお過ごしでしょうか。 (^▽^)/

樹に限らず、世の中何でもそうですが、

良いことは少しずつしか変わらないですね。

逆に悪いことは、どんどん悪くなっている

という錯覚があります。

景気、経済、世界情勢...。

良いことはちっともないじゃないかと。

良いことは見えているのに分かりづらいのですね。

さて、今日ご紹介するのは、

文人木風のカリン。

2017年に実生苗を買ったものです。

鉢が窮屈かもしれませんが、緩めるとすぐに

暴れだすのでこの鉢に入れています。

伸びては切りの繰り返しでちょっとずつ枝が

出来てきました。

こうした変化はちょっとずつなんですよね。

なかなか進まないなぁと思っているアナタ...。

大丈夫です。

お持ちの樹も昔に比べれば進んでいるはずですよ＾＾

このカリンは5年前、こんな姿でした（2017年）。

この翌年に畑に入れ、1年ほど畑で太らせて鉢上げ。

地植えすると根が暴走します。(ﾟдﾟ)！

1年でこうなりますから、畑に入れるときは

根っこの処理が必要なることを覚悟しておきましょう。

1年でこの太さになったので畑の力はスゴイです。

ここまでの変化は見違えるほどですが、

ここからの枝づくりはちょっとずつ、少しずつ...。

こういう素材もこれから楽しみですよ。

去年地植えして今年の春に鉢上げしたものです。

ちゃんと芽吹いてきたので、これらの枝を針金で

伏せていく予定です。

小さな作業の積み重ねが大切ですね。

こういう素材でも、将来を夢見て思いを馳せます。

それが楽しい時間です。

手を掛けただけ良くなっていくのが盆栽。

僅かずつでも進んでいきましょう！

 では、また。(^^)/~~~

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