2022年4月3日日曜日

黒松の取り木ー今年も取ります!

こんにちは、盆栽なんごくの松浦です。



いかがお過ごしでしょうか。 😀


黒松の取り木


ちょっとマニアックな話になりますよ^^



雑木類ではよく行われる取り木ですが、
黒松など松柏類でもできます。
(五葉松は時間がかかる…)




実生3年から4年の苗でやってみます。
太らせるための犠牲枝を伸ばしているもので、
足元には曲が入っています。

上を取り木して下の部分も作れるという
一粒で二度おいしい素材です


場所は新芽の下あたりが良いですね。
複数の新梢が出てますが、取り木した後に
一本に絞ります

株立ちで作りたい時はそのままでもいいでしょう。


横方向にハサミを入れてぐるりと切れ目を入れて、
次は縦方向に切れ目を入れます
雑木類は緑色の皮までナイフで削りますが、
黒松は必要ありません。




切れ目さえ入れておけばクルリと皮がめくれます。
発根させたい部分にルートンを塗っておきましょう。



あとはミズゴケで覆っておきます。
去年は6月ごろにやった作業です。
今年は早めに実施しています。

発根まで2か月くらい待ちましょう。




ちなみに…、
頭でっかちになって不安定なので
風で倒れないようにしておいてください
(濡れたミズゴケは結構重いです…)
今回は若い樹でやりましたが、古い樹でも
取り木出来るようです。


黒松盆栽」の著者である吉田清治氏が実証してますね。

学者さんの間では黒松の取り木など出来るはずがない
というのが定説だったようですが、吉田氏が
古い太幹の黒松を取り木して見せたそうです。


なんでもやってみるものですね。



というわけで、
今年も黒松の取り木をやってみましたよ。


結果や如何に⁈


また経過を報告します。





では、また。



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