いかがお過ごしでしょうか。 😀
黒松の取り木。
ちょっとマニアックな話になりますよ^^
雑木類ではよく行われる取り木ですが、
黒松など松柏類でもできます。
(五葉松は時間がかかる…)
実生3年から4年の苗でやってみます。
太らせるための犠牲枝を伸ばしているもので、
足元には曲が入っています。
上を取り木して下の部分も作れるという
一粒で二度おいしい素材です。
場所は新芽の下あたりが良いですね。
複数の新梢が出てますが、取り木した後に
一本に絞ります。
株立ちで作りたい時はそのままでもいいでしょう。
次は縦方向に切れ目を入れます
雑木類は緑色の皮までナイフで削りますが、
黒松は必要ありません。
発根させたい部分にルートンを塗っておきましょう。
去年は6月ごろにやった作業です。
今年は早めに実施しています。
発根まで2か月くらい待ちましょう。
頭でっかちになって不安定なので
風で倒れないようにしておいてください。
(濡れたミズゴケは結構重いです…)
今回は若い樹でやりましたが、古い樹でも
取り木出来るようです。
「黒松盆栽」の著者である吉田清治氏が実証してますね。
学者さんの間では黒松の取り木など出来るはずがない
というのが定説だったようですが、吉田氏が
古い太幹の黒松を取り木して見せたそうです。
なんでもやってみるものですね。
というわけで、
今年も黒松の取り木をやってみましたよ。
結果や如何に⁈
また経過を報告します。
では、また。
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