先日も書いた五葉松の接ぎ木ですが、
先日も書いた五葉松の接ぎ木ですが、
侘助椿です。
実が大きくなって気付けばパカッと割れていました。
秋に入って採取しようと思っていたのですが採ることにしました。
一つはヒビが入ってます。椿の種は初めて採取するのでよく分からず…。
強引にパリっと割ったらまた一つ割れてしまいました。
一つの実に三つ入っているんですね。
残念ながら使えるのは真ん中の一個だけでしょうか。
ダメもとで三つとも播いておきました。
実を成らすのに体力を使ったせいか、春からほとんど芽は伸びず。
今になってようやく芽が吹いてきたところです。
先端に大き目の芽が見えますが葉芽でしょうか。実もつけて花も咲かせるというのは酷な話でしょうね…。冬の花はあきらめますか。
子孫を残すのは大変な仕事ですからよく頑張りました。
今年はゆっくり休んでくださいませ。
季節外れの6月に接ぎ木した五葉松。
九重と瑞祥を接いでみましたが、片方は失敗。
これは九重だったかな。
8月から9月にかけても夏接ぎの時期なのでまたやってみようかと思います。
こちらは瑞祥だったと思います。小さな芽ではどちらも区別がつきにくいですね…。
古葉が落ちていますが、まだ緑色を保っているようです。
春接ぎと違って芽が伸びてくるわけでもないので活着の有無が分からず。
接ぎ木一つ検証するにも結果が出るまでに時間が掛かります。
のんびり構えておきましょう。
中品くらいの大きさの真柏。頂きものです。
30cmくらいでしょうか。
2019年夏の状態からほとんど
触らずにいました。
どう作ってよいか悩み…。
それから1年放っておいたものです。
真ん中の枝が枯れてしまいました。
葉を透かしてとりあえず針金を掛けましたが、
構想がまとまらず。
上部を残して文人風にしようかと。
そうなると右下の枝はいらないですね。
立ち上がりから直線的な幹筋が気になります。
もう少し動きが欲しいところ。
では、下枝だけで小品に仕立てようかと。
そうすると上部の枝葉は全部抜くことになります。
真柏は大化けすると言いますが、
この真柏は化けるのだろうか…。
たぶん来年までこのままになると思います。
悩んだら放っておく。
すぐに作ろうとせず、ゆっくり、じっくりと。
何度悩んでもいいんです。
それが楽しみですから!
ぬくい…。
宮崎弁で暑い=「ぬくい」と言います。
そんな8月に獅子頭モミジの夏接ぎです。
棚場にはこんなモミジが転がっているので、こちらの2本に接ぎます。
新梢を使ってみます。葉は取って枝のみ。この方法が正しいのか分かりませんが、葉が付いていると数日でチリチリになるので…。
モミジの根元に差し込み差し込み…。
こちらは位置が中途半端ですが、とりあえず差し込み。
失敗したらまたやってみます。
もしくはモミジのまま育てていくだけです。
ビニール袋は被せていません。このまま頑張ってもらいましょう!
春接ぎと違ってすぐに結果が出ると思います。
4月に芽切りした黒松をまた芽切りするの巻。
4月に切れば2番芽も伸びますね。その伸びた2番芽を中芽切りです。
新葉を数枚残して切っておきます。樹勢が良ければ今年中に新梢の先からまた吹いてくるはずです。
古葉も取っておきましたが大丈夫でしょうか…。
このまま枯れてしまっては元も子もないのですが…やってみないと分かりませんね。
結果は10月頃に出てくるでしょう。
5月に取り木を掛けておいたイワシデです。
1か月くらい前に発根しました。
ただ、これ以上根が出てくる様子もないので取り外します。
根が弱いのでミズゴケを付けたままです。
あまり弄ると根が取れそう…。
古い枝を取り木したので時代感のある素材が出来ました。
古くなって白い筋が出てくるイワシデの幹は良いですね。
一本の親木から3本取れました。
なんか得した気分。
こちらの親木はもう一度枝を作っていきます。
3本も取られたら寂しい姿になりました。
イワシデは芽吹きが良いのでまた枝は出来るでしょう。
その時はまた取り木して…。