いかがお過ごしでしょうか。 (^▽^)/
「計画の成就は不撓不屈の一心にあり…(以下略)」
中村天風(ヨガの人)の言葉です。
稲盛和夫(京都のセラミックの人)も使ってますね。
計画、実行、そして効果確認。
製造業畑で生きてきた私には聞きなれた常套句です。
しかしながら当の本人の人生は計画性もなく、実行力に
乏しく、効果確認などどこ吹く風であります。
盆栽一つをとっても、当人の性格が現れると言いますから
ちゃんとした計画を持って作りたいものです。
というわけで、
今日はこの黒松を取り上げてみます。
何がどうなっているのか分からない状態…。
分かっているのは作っている本人だけです。
盆栽ではよくある話かと思います。
「数年後にはこういう姿になる」と作り手は言い続けて
数年後も同じことを言い続けるというアレです。
年末には黒松が出回るので、こういった苗を使うのも
練習には良いですよ。
写真右上に向かって新芽が伸びている状態です。
これを夏ごろに切るとそこからまた新芽が出てきます。
そうやって翌年にはこの状態に。
2022年にはこんな感じです。
こちらを正面にしても良いかもしれません。
伸びている徒長枝はいずれ落とします。
この時はザル植えになってますね。
ここから右側の枝群だけで作る予定でしたが、幹途中の
芽が強くなっていきまして…。
長く伸びた徒長枝にも曲が付いてます。
あとで取り木しようかと思案中。
足元の枝は芽切りしているので多少芽が混んできました。
伸びている徒長枝はいずれ落とします。
こうしてみると最初の曲付けが大切だと分かります。
太ることを前提に曲付けをする必要がありますね。
幹途中が膨らんでいますが、曲が強すぎたところです。
足元より太くなっているので、安定性に欠ける幹筋に
なっていくことも考えられます。
盆栽作りは計画が大事。
覚えておきましょう。
ん…。
この黒松はそもそもどんな計画だったけ??笑
では、また。(^^)/~~~
0 件のコメント:
コメントを投稿