2026年3月29日日曜日

いろいろと植替えてみる(ツバキ、カエデ)

~日々の楽しみ、心のゆとり~ 

こんにちは、盆栽なんごくの松浦です。

いかがお過ごしでしょうか。(^▽^)/ 

今日も素晴らしい一日であります。 



急に暖かくなってまいりました。

つい最近までズボンの下にもう一枚履いていたのですが、もはや汗ばんでそれどころではない。

気づけば3月も終わり。そりゃ暑いわけだ。

本当なら2月中に植え替えをやっておくべきところを、1か月以上も遅れてやっております。

寒いうちにやっておくのがベターです。暖かくなると新しい土は水持ちしないのですぐ乾きます。土も乾いて、根っこも切られていたら植物としては大変な状況になります。

安全策としてミズゴケを表面に敷いておくのも効果的です。

こちらは挿し木のツバキ。
品種はたしか出雲大社だったはず(よく覚えていない…)。

赤い花が咲けばヤブツバキということにしましょう。

去年は成長もせず挿し木した状態のまま一年過ごしました。

ツバキの挿し木は初めてやりましたが、ちゃんと発根するものなんですね。

新しい発見。



さすがに真っすぐは芸が無いのでちょっとだけ曲げておきます。

これでよし。

また一年ガンバレ。




こちらはいつぞやに石を噛ませたトウカエデ。


2018年とか2019年ごろだったような気がします
根を石に絡ませてビニルテープでぐるぐる巻きにして、石ごと用土の中に入れて一年ほったらかし。
そこから石と根を露出させておくと、根っこが太って石を噛んだようになります。

もう少し大きな石が良かったかもしれません…。

今度川原に行って探してみよう。


こちらはミズゴケを上に乗せてます。

20℃を超える日々が始まります。

すぐに乾かないようにしておきましょう。




そういえば、「石」で思い出したけど、1ヶ月くらいまえに浜辺に行って石を眺めてきましたよ。
別になにがどうだというわけでもないのですが、なんだか不思議に思いましてね。

AIに聞いてみたところ、宮崎市周辺の川原でみられる砂岩や泥岩は150万年から500万年前に形成された宮崎層群と呼ばれる地層の一部なのだとか。

石ってそんなに古いのか…。

人生100年時代と言われているが、石は少なくとも150万年そこにいるのだ。古いものに至っては500万年も前に作られたのだ。

どう考えても自然には勝てないものです。




ということはだな。
この一枚の写真は150万年前の石を噛む樹齢数年の植物と、それをつまみ上げる齢四十の人間という三者が織りなすロマンの世界なのだ。


...。


なんというか、最近はそいういったことをよく考えるようになった。


そんな3月末の週末です。






今日もお天道様に感謝です。 

では、また。(^^)/~~~



















**********

オンラインストアは一時休業中…


ご覧くださいませ😁😁


インスタグラム、フェイスブックは
「盆栽なんごく」で検索!!

**********









2026年3月22日日曜日

2025年実生のヒメシャラはどうなったシリーズ

~日々の楽しみ、心のゆとり~ 

こんにちは、盆栽なんごくの松浦です。

いかがお過ごしでしょうか。(^▽^)/ 

今日も素晴らしい一日であります。 



珍しく一日中雨が降ってます。
春雨というやつですかね。

桜の開花を促す雨として催花雨(さいかう)と呼ばれるようです。


そして2025年実生のヒメシャラ君。

去年だけで30cmほど成長したでしょうか。


すでに雑木らしい風情がありますね。



根っこを見てみると、段根と呼ばれる状態。
上部に少し根があって、その下にまた根があります。
こういう状態を放っておくと、後になって面倒なことになりそうな気がします…。

今のところは良くても、成長していくと根も幹も大きくなります。
将来残したい根っこだけを今のうちに選んでおくことが得策であります。




ということで上の段を残して、下の根っこの塊を除去。

一時的にさみしくなりますが、また回復するでしょう。

盆栽は地植えと違って植え替えがあります。植替えのたびに段になった根と格闘するよりは、今から基礎を作っておこうというとこです。

さらに縦に深い根の塊を作るより、浅く広がる根張りを作った方が植替えも容易になります。


小さな手間を忘れずに。



真っすぐだった幹に針金をかけて緩く模様を付けておきます。
これも今のうちにしかできないので、曲げられるときにやっておきましょう。
もっと曲げた方がいいのでは?と思われるかもしれませんが、曲付けは個人の好みが出るところだと思います。

グネグネ曲げておけば幹が太った時に迫力が出るかもしれませんし、上の様な柔らかい曲げ方だと遠目から見て自然に見えるかもしれません。

何を表現したいかによって変わるところでしょうね。



ということで、

約一年ぶりに登場したヒメシャラ君でした。


次の登場はいつになるやら…。




今日もお天道様に感謝です。 

では、また。(^^)/~~~



















**********

オンラインストアは一時休業中…


ご覧くださいませ😁😁


インスタグラム、フェイスブックは
「盆栽なんごく」で検索!!

**********







2026年3月15日日曜日

モミジの植え替え

~日々の楽しみ、心のゆとり~ 

こんにちは、盆栽なんごくの松浦です。

いかがお過ごしでしょうか。(^▽^)/ 

今日も素晴らしい一日であります。



WBC連覇ならず…。
私が応援しなかったのがイケなかったのでしょうか。

致し方なし。


そういえば、大学の時にアメリカ人の先生と生徒たちで議論になったことがある。
メジャーリーグの優勝を決めるシリーズを、なぜワールドシリーズと呼ぶのかと。

そもそもアメリカ国内の野球リーグだからワールドシリーズはおかしいのではないか。サッカーのワールドカップなら各国が出てくるのだから分かるが、アメリカの野球はしょせん国内のリーグ戦ではないか。

その反対に、いやいや待て待て、各国から選手が集まっているのだから、これが本当のワールドシリーズなのだという意見もあり、いろいろと議論があったことを覚えている。

その後、第一回のWBCが開催されて、その様子を現地の生放送で見ていた。王貞治監督の日本代表が優勝するところを見て、これが本当のワールドシリーズではないかと内心ほくそえんだことを覚えている。

準決勝の韓国戦で試合を決めた福留のホームランとその時の王さんのガッツポーズはカッコよかったなぁ。




そんな思い出に浸りながら、モミジを持ってきます。


大きめのトレーに入れて一年間放置してました。

鉢が大きいので根っこは伸びます。
さらにこのトレーは底が網目状になっていて、ザル培養のような効果が得られそうです。

目的は根っこを充実させること。
地上部は伸ばすだけ。

根を大幅にさばいて、またトレーに戻します。


またあと一年頑張ってね。




こちらはいつぞやに取り木した舞姫モミジ。




この方も大幅に根を捌きます。
雑木は回復力があるので、これくらいでもよろしいかと思います。

ただ、植替えした後は用土が乾燥しやすいので水切れにご注意くださいませ。
根を捌いて、さらに乾燥させたら枯れます…。
表面にミズゴケを置いておくと乾燥防止になります。


芽吹いている木もあれば、芽が膨らんでいる木もあります。



春であります。




今日もお天道様に感謝です。 

では、また。(^^)/~~~



















**********

オンラインストアは一時休業中…


ご覧くださいませ😁😁


インスタグラム、フェイスブックは
「盆栽なんごく」で検索!!

**********






2026年3月1日日曜日

ツバキ咲く、そして未知との遭遇

~日々の楽しみ、心のゆとり~ 

こんにちは、盆栽なんごくの松浦です。

いかがお過ごしでしょうか。(^▽^)/ 

今日も素晴らしい一日であります。 



さすがにもう冷え込むことはなくなってきました。

3月です。


ツバキが咲いてます。

出雲大社。

一休。

最小白花。




そういえば、先日妙な出会いがあった。

WBC日本代表が壮行試合をしていた2月末のこと。

いつものように運動公園近くのラーメン屋でバリカタの博多ラーメンなるもの食し、外で缶コーヒーを楽しもうとしていたその時。

目の前のバス停に宮交バス(宮崎交通バス)が止まり、何やら客が下りてきました。

それも複数の人々がぞろぞろ。その後バスは出発して目の前を通り過ぎて行ったのだが、バスの中は人で一杯ではないか。満席どころか、立っている人も大勢乗っている。

次のバス停が球場に近いところだから、みなさんそこで降りるのでしょう。

降りてきた人たちは球場方面へ向かって歩いていく。

たぶん20代と思われる若い男女も歩いている。スウェットのような服に野球帽をかぶり、なにやら楽しそうにしている。

普段、あんな格好をしていれば地元のヤンキーにしか見えないのだが、その日は野球ファンが多く、そんな人だかりに混じっていると、スウェットなる服を着ていてもファッショナブルに見えるから不思議なものである。



それはそれとして...。

そのあとに、一人の女性がフラフラとした足取りで歩いてくる。スマホを見ながらキョロキョロとして、ついには缶コーヒーを手にした私の前で止まった。

「あの...球場はどこから行けば近いですか?」

齢50くらいだろうか。ラフな格好をして野球帽をかぶり、小さなバッグをたすき掛けにしている。

「う~ん、運動公園は入り口が2か所あるけど、ここからだとどのみちちょっと歩きますよ」

「あ、そうなんですか。地元の人はみんなすぐに着くって言うけど、結構距離がありますよね。」

まあ、宮崎では距離感が違うのかもしれん。そもそもこの人はどこの人だ?明らかに関西なまりの言葉である。

「どこから来られたんですか?」

「島根から」

島根、しまね、シマネ...。


聞けば、飛行機のチケットが取れず、一度東京に行ってそこから来たらしい。そして帰りのチケットも取ってないからどうやって帰ろうか迷っているとのこと。

軽い衝撃を受けた。

齢50ほどの女性を引き付けるほどに、WBC日本代表なるものはスゴイことなのか。さらに、そのチームを追いかけて島根県から東京経由でやってくるこの女性の行動力である。

ダンナは置いてきたのだろうか。それとも独り身なのだろうか。まあ、それはいいとして、帰りのチケットも取らずにはるばる宮崎まで来たのだ。

島根といえば鳥取の隣であるが、どっちがどっちかも知らない。
(島根と鳥取の方々、スミマセン...)

よく考えれば、県外ナンバーも多く見た。ホテルはどこも一杯だという話も聞いた。

これがいわゆる「推し活」のようなものなのか。見たいものを見るためのに、人はここまで行動的になるのかと改めて思い知らされた。

まったく知らない世界に住んでいる人に会った気分になった。

「では、ぼちぼち歩いていきます」

女性は一言残して歩いていく。

球場に吸い込まれていく人たちは多かった。普段は地元の人間としてこのあたりをうろついているのだが、ホームであるはずの場所がこの日は完全にアウェーのようになってしまった。あの球場は私にとって未知の世界。


ラーメン屋の前で缶コーヒーをプシュッと開けて、女性を見送るまでわずか数分ほどだったでしょうか。

未知との遭遇。

思えば、盆栽をやっている人間も世間からすればレアな存在であり、それこそ未知との遭遇だろう。

お互い知らない者同士、次からは少し歩み寄ってみるのもいいかもしれない。


今日もお天道様に感謝です。 

では、また。(^^)/~~~




















**********

オンラインストアは一時休業中…


ご覧くださいませ😁😁


インスタグラム、フェイスブックは
「盆栽なんごく」で検索!!

**********






2026年2月22日日曜日

梅ちゃんの剪定は葉芽を見てから切るべし

~日々の楽しみ、心のゆとり~ 

こんにちは、盆栽なんごくの松浦です。

いかがお過ごしでしょうか。(^▽^)/ 

今日も素晴らしい一日であります。 





暖かい。
そして雨。

WBC日本代表のキャンプ。
ソフトバンクホークスとの壮行試合。

球場近くは大渋滞。

普段はじいさんとばあさんくらいしか見ない人通りの少ない地域に、何なのだこの人の多さと県外ナンバーの多さは。

普段は人気のないところですが、こうして多くの方々が足を運んでいただけるのは、とてもありがたいことであります。

「JAPAN」と書かれたユニフォームを着て歩く若者たちを見ると、本当に野球が好きなんだなぁと感心します。

私なんか、有名選手が隣を歩いていても分かりませんけどね…。

年上の人に聞いた話なんですけど、昔は宮崎市の北に位置する西都市というところにヤクルトスワローズの選手たちがキャンプに来ていたみたいです。

その当時はコンプライアンスだの規則だの、そんなものはあってないようなもので、練習終わりにユニフォームを着たまま選手たちがパチンコを打っていたとのこと。

西都の温泉や地元の飲み屋でもヤクルトの選手たちをよく見たと言ってました。


そんなゆるい時代があったのですね(笑)



そうこうしているうちに、梅の花もゆるくなり終わりの時期です。

花ガラを根元から取ってあげると、そのあたりに尖った芽があります。
暖かくなればこの芽が膨らんで新梢が伸びます。

その尖った芽を取ってしまうと、春から新しい芽が伸びてきません。
幹の部分から吹いてくればラッキーなのですが、いちど取ってしまうと次の芽は出てこないので慎重に取り扱い願います。

三角形の小さいヤツですよ。

この芽を頼りにして、切り戻せるところまで切っておきましょう。

枝元の芽を残しておけば間延びを防ぐことが出来ます。

先端しかない時は…。

どうしましょう。

そんな時はとりあえず先端から芽吹かせて、そのあとの胴吹きを待ちましょう。
それでもだめなら接ぐしかない、と思う。

そう考えると、小品の梅ちゃんは難しいですね。
小さく維持するのはなかなか大変。

細かく枝作りするより、毎年ちゃんと芽を吹かせて枝を更新するようなやり方が良いと聞いたことがあります。


いずれにせよ、新芽を大切に。




今日もお天道様に感謝です。 

では、また。(^^)/~~~



















**********

オンラインストアは一時休業中…


ご覧くださいませ😁😁


インスタグラム、フェイスブックは
「盆栽なんごく」で検索!!

**********






2026年2月15日日曜日

梅ちゃん咲く パート3

~日々の楽しみ、心のゆとり~ 

こんにちは、盆栽なんごくの松浦です。

いかがお過ごしでしょうか。(^▽^)/ 

今日も素晴らしい一日であります。 



2月中旬に突然の暖かさ。

公園では若い連中が半袖で走り回っている。

20℃くらはあったでしょうか。


こんな小さな苗でも咲きます。

実生と思っていたものが、実は挿し木だったらしい。
一重野梅を2年くらい前に挿したものでしょう。

来歴も忘れた…(笑)

ちなみに実生の梅は10年から20年くらい咲かないと言います。もし種から始める場合は、並々ならぬ根気と辛抱と根性を身に付けておくように。

万葉集にも登場する梅ちゃん。

平安時代の人々は何を思っていたのでしょうね。

万葉集といっても、貴族の記した書物ですからその階級の話しか出てこないと思う(読んだことないけど…)。

そんな時に農民はどんな暮らしをしていたのだろうか。何を食っていたのだろうか。梅ちゃんを愛でる暇があっただろうか。

これは「米良」です。

泣く子も黙る一重小輪。

太古の昔、宮崎県西米良地区に梅が自生していたのではないかという説もあるようですが、定かではないみたいです。

やはり唐の国から持ち込まれた説が有力なんでしょうね。




こういった品種は挿し木ができないから、接ぐしかない。
昔から接いできた先人たちは、21世紀の現在まで数多くの品種が残ることを知っていたのだろうか。

冬至、月影、紅筆...いろんな品種が今でも残っている。

梅に関する具体的な品種の一覧表は江戸時代に編纂されたのだとか。

ツボミの形、花の色、咲く時期、しべの本数、しべの長さ…。事細かに分類して絵をかいて、名前を付けて。

先人たちのやることはすげえなぁと思う。




そしてわたくしもその根性を受け継ぐべく、米良ちゃんを接いだのであります。
ちょっとコブになってますが、良しとしよう。

接ぎ口の下は挿し木の野梅。途中で切って割って、天接ぎ。

たしか2年くらい前に接いだと思います。




この米良なる梅ちゃんが、今後何百年と残ってくれるだろうか…。





いや、待て。

そんな欲をかく前に、この一鉢をちゃんと大事に育てねば。


そうだ。

そっちの方が大切なことだ。






今日もお天道様に感謝です。 

では、また。(^^)/~~~


















**********

オンラインストアは一時休業中…


ご覧くださいませ😁😁


インスタグラム、フェイスブックは
「盆栽なんごく」で検索!!

**********