2026年5月8日金曜日

サツキ咲く

~日々の楽しみ、心のゆとり~ 

こんにちは、盆栽なんごくの松浦です。

いかがお過ごしでしょうか。(^▽^)/ 

今日も素晴らしい一日であります。 



先日、ヒメシャラ枯れるという記事を書いたので、今回は少しばかり明るいことを書くことにしよう。


明るい話というのは、サツキさんが咲いたというお知らせ。

サツキというくらいだから5月に咲くのは当たり前なのですが、はやり咲いてくれたら嬉しいものです。

「大盃」。
街路樹のサツキはほとんどこれです。たまに朱色がかったものがありますが、あれは薩摩紅あたりでしょうか(知らんけど…)。

もはや品種が多すぎて札が付いていないものは分からなくなるサツキさん。

そんな中で単色の品種は扱いやすくてありがたい(私にとって...)。

咲き分け品種も楽しいのだけど、挿し木用の穂の選び方も難しいし、数年育ててちゃんと花を見ないとホンモノ認定されないかもしれん。

そのあたりはちゃんとした業者さんを頼った方がいいでしょうね。もっとも自分で挿し木して楽しむ分には適当に挿し穂を選んでも問題ないと思う。

そういう意味でズボラな私には単色品種はありがたいということだ(笑)
どの枝を挿しても同じ花が咲くんだから。

そう考えると「花保証」をうたっているサツキの業者さんはスゴイと思う。たくさんの品種を扱って、数年育ててちゃんと花を見てから販売するのだ。

花を見ていないのに、これは咲き分けの品種だ、なんて簡単には売れない。サツキの生産者さんには頭が下がります。



この樹は古枝を挿して数年経ってます。
2024年の記事で「挿して4年」と書いてますので、今は6年目くらいでしょうか。
色んなものを挿してきたからもはや記憶も定かではありません。

ただ、数年経ってこういう根張りが出来るのは面白い。

植替えたときに少しだけ根を露出させて植えたのだと思います。2年、3年と時間が経てば細かった根っこもだんだんと味わいが出てきます。

こういうのを見てしまうとまた挿したくなってしまう…^^



ただ、この上部をどう作ったものかといつも思案する。
思案しては鉢を置いて、まだ時に非ずなどと独り言をぶつぶつ…。

時に非ずと言っても方向性だけはちゃんとしておきたいので、そのうち向き合わねばならんのです。

文人木風に作ろうか、フトコロの枝を残して剪定してから様子を見てみようか。
しかし幹が単調でどうにもアイデアが浮かばない。

そういえば先日、ネガティブケイパビリティについて書かれた本を読んだ。ネガティブケイパビリティとは、白黒つけがたく、答えのない問を心に持っておく能力のこと。
(negative capability)

曖昧さに耐える能力、曖昧さを受け入れてそのまま保持しておく能力のこと。

すぐに白黒つけたがる私にとって、そしてすぐに善悪の判断をしたがる私にとって、この能力を身に付けることが今後の課題です。

この場合、この挿し木素材をどう作ろうかと悩んでいる。そして文人木にするか、剪定して様子を見るか答えが出ないのだから、私なりのネガティブケイパビリティを育てる訓練をしていると思えばいい。

そういうことだ。

いますぐ白黒つける必要はないのだ。

そうやって眺めた後にまた鉢を置けばいい。

そうやって来年も同じことを書いているのかもしれない。



...




こちらは「鶴翁」。
またもや単色でスミマセン。

日光とミヤマキリシマを掛けたものらしい。
枝うち細かく、葉も花もかなり小さい。小品にはちょうどいい品種。

なのに…、今一つ人気がないような気がする。

たぶん、花の時期が影響していると思う。

かなり早咲きなのだ。
いつもは4月下旬に咲くので、5月のサツキ展示会のころには咲いていないということになる。人気が出ないのはそれが原因ではないか(…と勝手に思っている)。

サツキ展の会期に花が合わせられないのなら、出番がない。
サツキさんは花が咲いてなんぼだ(…と勝手に思っている)。

ミヤマキリシマの花の時期って5月から6月なのに、サツキと掛け合わせたら4月の早咲になるのは如何なることだろうか。

あと、小さな品種によくあることですが、幹が太らない…。


いろいろ言ってしまったが、キレイな花だから良しとする。

それでいい。

私が気に入っているのだから、いいではないか。





なんだかまた挿したくなってきた。

挿し木してしまったら、また報告致します(笑)






とりあえず今日はこのへんで。






今日もお天道様に感謝です。 

では、また。(^^)/~~~



















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2026年5月4日月曜日

ヒメシャラ枯れる...( ;∀;)

~日々の楽しみ、心のゆとり~ 

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いかがお過ごしでしょうか。(^▽^)/ 

今日も素晴らしい一日であります。 



2025年実生のヒメシャラはどうなったシリーズ。


あっけない最後です。


せっかくこれからという時に、枯れた…。

去年種から芽が出て、一年間ずーっと見守ってきたのに…。

植替えの時に根っこを捌きすぎましたかね。
さらに針金をかけたので負担がかかり過ぎたでしょうか。

そのあとに消毒のついでにメネデールと液体肥料も混ぜて散布したので、それが芽を出したばかりのヒメシャラくんにとっては劇薬だったのかもしれません。

原因をさがせばいくつか考えられますが、なんとも致し方なし。

聞くも涙、語るも涙。

SNSのように映えるストーリーばかりでは面白くありませんので、失敗談としてここに記しておきましょう。

嗚呼…( ;∀;)




気を取り直して、こちらのヒメシャラを眺めるとします。
この子はなんだかんだ生き残ってます。

ヒメシャラはモミジやカエデに比べてデリケートなんでしょうね。

モミジやカエデは根っこをかなり捌いても、水管理さえしておけば簡単に枯れるようなことはないと思います。

ヒメシャラは取り木も挿し木も難しいことを考えると、発根力が低いのかもしれません。

やはり丈夫な樹種の方が作りやすいので、盆栽としては強い方が好まれるのも納得がいく。



しゃあない。

また、今年の秋に種を採取して播けばいいか。


いい勉強をした。

こうして盆栽人は学んでいくのであります^^



今日もお天道様に感謝です。 

では、また。(^^)/~~~




















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2026年4月26日日曜日

呼び接ぎ出猩々

~日々の楽しみ、心のゆとり~ 

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いかがお過ごしでしょうか。(^▽^)/ 

今日も素晴らしい一日であります。 




もうすぐゴールデンウィーク。

時が過ぎるのが早い。

子供の頃は1日や1年がひたすら長かったはずなのに、中年にもなれば「いつの間に?」とうほど早くなる。

そうと分かれば、時間を味方につけることを考えよう。

時間を味方に…。

去年だったか一昨年だったか、桂モミジに出猩々を接いだものです。




接ぎ穂を接ぐのではなく、別のポット苗の枝を台木に接いでいます。

何だかゲテモノみたいですが。
太い本体はヤマモミジ、その上の直線状の幹は桂モミジ。そして桂モミジの部分に出猩々が接いであります。



去年一年間はそのままでしたので、けっこう幹に食い込んでくれたようです。
こういうものは焦らず、急がず。

時間を味方につけて、ゆっくりじっくりであります。

穂木の方が細く、接いだ先が太くなっていれば活着したと判断できます。
上の写真ではほんの少しだけ接いだ先が太くなっていますが、まだもう少し待ってみます。

出猩々が活着すれば、上部の桂モミジは外すことになります。ちょっともったいないですけどね。

桂モミジは挿し木も取り木も難しく、なんとも扱いづらい…。

あと、個人的に出猩々が好きなもんで、そちらを残したい(笑)



焦らず、ゆっくり、時間を味方に…。

今年もそのままの方がいいかな。





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2026年4月22日水曜日

イワシデとクマシデ

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いかがお過ごしでしょうか。(^▽^)/ 

今日も素晴らしい一日であります。 





雑木の観察。
こちらは取り木したイワシデ。

樹形は考えモノですが…。
去年取り木を外したので、まだ根っこが不十分です。

もう一年くらいこのままにしておきます。

よく見ると花が咲いている。

イワシデの花はちゃんと見たことがないかも。

もう少し大きくなって、たら~っと下に垂れ下がるらしい。





こちらも同じ「シデ」なんですが、どうやらイワシデとは違う。
「ソロ」という表記で購入したものです。

シデ類のイワシデ、イヌシデ、アカシデは総称してソロと呼ばれます。

しかし、ソロだけでは種類が分からない。

そんな時に参考になるのが花の咲き方。

下垂する房の様なものがあります。

調べてみるとクマシデとのこと。Google先生ありがとう。

あなたは何でも知っているのね。
(* ̄- ̄)ふ~ん




ちなみに、

”日本固有種で、本州、四国、九州に分布し、日当たりのよい山地の谷沿いなどに自生する。...雌雄同株で、4月、葉の展葉とともに開花する。雄花序(ゆうかじょ)は長さ3cm~5cmの穂状で、前年枝から下垂する。雌花序(しかじょ)は本年枝の先端、あるいは短枝の脇から下垂する。

果実は堅果で10月頃熟し、葉状で長さ1.5cm~2cmの果苞の基部につく。果苞は密生して長さ5cm~10cmの果穂となる。”

(「樹皮・葉でわかる樹木図鑑」より抜粋)



ふむふむ。

前年枝から出るものが雄花、当年枝から出るものが雌花とある。

また時間がある時にじっくりと見てみようではないか。




葉の大きさも比べてみると随分違います。

イワシデは小さめ、クマシデは大きめ。
どちらも葉脈がキレイです。
シデ類は瑞々しい新緑と秋の紅葉がキレイなのでもっと評価されていいはずなんですが、モミジやカエデに比べると人気はイマイチ。


まあ、樹種の好みもいろいろですからね。



もう少しクマシデの花を見て楽しむとしましょう^^



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2026年4月12日日曜日

ツバキの花後の剪定

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今日も素晴らしい一日であります。 



米国ジョージア州オーガスタナショナルではゴルフの祭典マスターズで持ち切りです。

ジョージア州は一度訪れたことがあります。ハイウェイを走ってアトランタの街並みを見たのは覚えているんですが、なぜ行ったのだろうか…(笑)

たぶん大学卒業後の就職活動だったと思います。2006年頃でしょうか。

アメリカ中西部や南部は日系企業が多く進出しています。その日系企業の一つで、ボルトを製造するメーカーに面接に行ったと思います。まあ、面接には落ちましたが…( ;∀;)

面接に落ちたというより、就労ビザの取得が厳しかったということも不採用の要因だったと記憶しています。911のテロ以来、ビザの取得がかなり難しくなりましたね。

州都のアトランタは大手メディアCNNの本拠地でもあります。
「ほ~、これがアトランタかぁ」などと言いながら運転していたものです。

友人から500ドルで買ったボロボロのピックアップトラックを飛ばして数時間。よく行ったなあと思いますし、よく帰ってこれたなあと思います。

若さゆえの行動力です。





そして中年にもなれば、盆栽の剪定に勤しむのです。
このままでも風情があって良いのですが、切り詰める作業をしておかないとどんどん大きくなっていきます。

春先に花が終わって新芽が出るころに切っておきましょう。

新芽はもともと葉があった場所から出てきます。いわゆる「節」と呼ばれている部分。

そこから新芽が出てきていれば、そこまでたどって剪定しておきます。

ツバキは新梢の先に花芽を付けるので、花を毎年見ていると大きくなるばかりです。新芽が出ていなくても、葉が出ている部分で切るか、葉のあった部分までたどって切り戻しておきます。
コンパクトになってスッキリ。

新芽がしっかりと伸びるまではこのまま待っておきましょう。花が終わって体力を使っているので少しばかりの肥料も忘れずに。



このツバキは白花でしたね。




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2026年4月5日日曜日

トサミズキさん花後の剪定をする

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4月になってしまいました。

いつの間にか桜が咲き乱れ、気温は上がり、ウグイスの声が実に気持ちよろしい。


トサミズキさんは咲き終わり、花後の剪定です。

記事のタイトル、トサミズキさん花後の剪定をする、というのは日本語として成り立っているのだろうか…。

このまま読めば、トサミズキさんという主人公または主語が花後の剪定という行動をすることになってしまう。

トサミズキさんが自ら剪定するわけがないので、私がトサミズキさんの花後の剪定をする、という題名が正しいと感ずる。



...


それはそれとして。





トサミズキって節が残っていれば吹いてくるんでしたっけ?
なんだか全体的に間延びした枝になっています。

これはこれで、ふんわりぼんやりした感じで悪くはない。

ただ、枝途中の節で芽吹いてきたらそこまでたどって切り戻します。

たぶんほかの雑木を同じで節から吹いてくると思います(きっと...)。

もっとバッサリ切っても良かったかしらん。


トサミズキさんのついでに、ヒュウガミズキさんも剪定しておきましょう。
ヒョロッとした文人木を目指しますよ。

ただ、これも間延びさせてはもったいないので、枝元に吹いているところまで切り戻しています。
針金で曲を付けた部分も切ってしまうのでもったいないですが、枝先の模様付けは新しく芽吹いてくればいつでも出来ます。


まあ、まだ始まったばかりです。




Rome was not built in a day.
ローマは一日にして成らず。

直訳すると、ローマは一日で作られたわけではない、となります。

大きな古代都市も最初は小さな集落だったのかもしれません。






ちなみに…。
トサミズキさんの最初の姿がこちらです。

2017年春。庭木用の苗を買ってきて、上の要らない部分を切ったところ。




2017年冬。右側の大きな枝を切除。


2018年春。上に伸びていた直線状の部分を落として、左側だけで作り始める。


2019年春。大まかな骨格が見えてきた。


盆栽も最初は小さな種や挿し木から始まります。


そうだ、結果ばかり気にしてもしゃあないのだ。そこに至る過程が大切なのだ。プロセスそのものが大切なのだ。
(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!



(2026年春)




あー、道のり遠いなぁ…。


はやく成長してくんねーかなぁ…。
(* ̄▽ ̄)フフフッ♪




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