2022年4月13日水曜日

3種類のサツキの剪定方法ー花の後はどこで切る?

こんにちは、盆栽なんごくの松浦です。



いかがお過ごしでしょうか。 (^▽^)/




今日はサツキの花後剪定のお話。


5月に入ればサツキが咲き始めます。

ちょうどヤフオクにも出品しているので
私流の剪定の解説を少々していきます。


(*私流といっても書籍で学んだやり方です…)


この写真…、実はSNSでリクエストがあったので
去年作った解説用写真です。
文字が見えにくいので書いていきます。

・花芽分化は8月頃、6月までには剪定を終わらせること



・新芽は放射状に延びるので、2芽にする
(注意)新芽を残すと毎年伸びて間延びしてしまう




・樹の大きさを維持するため、前年葉まで戻って
切り戻すこともできる

・新たな芽が伸びるが生長期間が短いため、
枝も短く収まる



・さらに小さくしたい時や、枝ぶりを変えたい時は
さらに根元まで切り戻すことができる

・萌芽力が強いのでどこからでも芽吹いてくる
不要な芽は掻きとっておく




まとめると、3種類の剪定方法は以下の通り↓

・新芽を2芽に残す
・新芽を切って前年葉を残す
・前年葉よりもさらに枝元まで切り戻す



小さな盆栽は大きさを維持する必要があるので
前年葉で切るか、枝元までたどって短く切り戻すかの
どちらかになります



例えば、こういう素材。
古枝を挿して2年~3年目くらいです。
枝の先端に花芽が付いています。


花が咲いた後に枝途中でバサッと切り戻せば、
その位置から新芽が吹いてきます


そうすれば小さいまま維持できるということですね。
6月以降に吹いた芽は短く収まります。
たまに徒長枝が長く出ますが、秋に切り戻せば大丈夫。

こうした剪定を繰り返すと、大きさを維持したまま
密に作ることが出来ます。


もちろん大きくしたいときは、新芽をそのまま
残しておけばどんどん伸びて大きくなっていきます。


作りたい大きさを考慮して剪定方法を
使い分けるようにしてください^^



毎年この時期はサツキが楽しみですね♪




では、また。



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