2022年1月26日水曜日

梅の花後の剪定~葉芽の場所を見極める~

こんにちは、盆栽なんごくです。 


さて、梅の季節です。

咲くのは嬉しいが、そのあとは…。




こちらは早咲きの品種「冬至」。
正月頃に咲くので、年末になると多く出回ります。


花が咲いた後は、花を元から取ってあげましょう。
もっとも、すべての花を咲かせると樹にとっては負担になるので、ある程度楽しんだら早めに花を取るようにします。

その花ガラを取った後に、残るものがあります。
小さな芽が見えるでしょうか。

小さくとがった芽が春になると葉になる葉芽です。
これを取ってしまうとそこから芽が吹きません。

観賞後に花を取る際は、この小さな葉芽を残すようにします。


このまま大きくするのであれば剪定の必要はありませんが、盆栽は形をこぢんまりと整えてこそ盆栽です。

そのために春の芽出しまでには剪定するようにしましょう。


枝元に葉芽を残すようにすれば、そこから芽吹いて間延びを防ぐことが出来ます。

このようには幹近くに芽が無い場合は…。

近くに別の枝があればその枝を残していきます。先端にしか葉芽の無い枝は使えないので切るようにしましょう。


枝が少なくなっても、梅の木は胴吹きが期待できます。次々と枝を更新しながら作っていきましょう。


では、また。


にほんブログ村 花・園芸ブログへ
にほんブログ村



2022年1月20日木曜日

お手持ちの盆栽の価値を上げる方法 ~持ち込み~

こんにちは、盆栽なんごくです。 



「枯らすな、長く持っておけ」

初めての一鉢を買った時に言われた言葉。





盆栽の価値を上げるには…。


「持ち込み」です。



「長い年月保持して、きちんと管理している」という意味です。


その状態が長ければ、
「持ち込みの古い樹」という表現になります。


盆栽で一番大切なのは古さです。


幹肌が荒れてきて古さが現れると
古色(こしょく)を帯びるという表現をします。


古さが大事だということは、樹齢何十年という樹は値段も高くなります。
その何十年の間、誰かが管理して状態を維持していたからこそ価値があります。

盆栽が高価であるということは、その年月への対価ということです。時間を買っているわけですね。



たとえ樹齢50年の樹が何万円という値段でも、その50年を買えると考えればそう高くないという風にも考えられます。

逆に考えれば、あなたの持ち込みが長ければ比例して価値も上がります。

お手元にある盆裁は今何年目でしょうか。
お安く買ったミニ盆栽でも構いません。

維持して長く持つことです。

盆栽を持っていない方でも、手にしたその日から持ち込みの価値を作れます。



最近ではボサボサの樹を短時間で盆栽に仕立てるパフォーマンスが見られます。あれはプロの仕事の一つですが、そのプロでも皆同じことを言います。


「持ち込んでこそ盆栽である」



毎日水をやり、維持していくことこそ一番大事なんですね。

何気ない管理が実は価値を生んでいるのです。






「枯らすな、長く持っておけ」




この言葉は覚えておきたいですね。





では、また。





にほんブログ村 花・園芸ブログへ
にほんブログ村





2022年1月12日水曜日

長寿梅の根伏せ

こんにちは、盆栽なんごくです。 




長寿梅の根伏せ。


苗木素材の繁殖方法の一つです。

実生や挿し木、接ぎ木などがありますが、根を利用したやり方が根伏せ(ねふせ、ねぶせ)。




読んで字の如く、根を伏せます。
長寿梅の根はこのように一本の長い走り根が出ることがあります。

これを土に伏せておくと芽を吹くという仕組みです。

このまま伏せても良いですし、長すぎる場合はブツブツと切って挿し木のように挿しておきくことも可能です。その時は先端部分を用土表面に出しておくようにします。


特に長寿梅は成長が遅いため、根伏せがよく用いられます。
畑に数年入れておけば太い走り根が出るので、それを使えば太幹素材が得られるという訳ですね。



今回は10cmくらいに切って用土に寝かせておきました。この後、表面をうっすらと用土で覆って終わり。
水やりを忘れずに…。

根伏せ出来る樹種は長寿梅のほか、サルスベリ、椿、キンズ、ニレ、ムレスズメ、カイドウ、ニシキギ、マユミ、フジザクラなどがあります。



私は可能な樹種を知らなかったので、色々試して失敗したことも多々あります…。




春の植え替え時に根っこをよく観察してみて下さい。

いままで邪魔だと思っていた根が、好素材に変身するかも⁉

植え替えがまたひとつ楽しみになってきますよ!




では、また。



にほんブログ村 花・園芸ブログへ
にほんブログ村






2022年1月7日金曜日

石付きカエデ

こんにちは、盆栽なんごくです。 




2018年から作っているものです。



石に付けるときは根っこを石に付けたまま2年から3年くらいはそのままにした方がよろしいと思います。
まずは石を噛む幹や根を作るのが先です。
根や幹を太らせれば石にがっちりと噛んだようになります。


まずは土台が出来るまで放っておく。



その方が良いモノが作れます。



上に伸ばした犠牲枝をまだ伸ばしてみましょう。

枝づくりはそのあとです。



こうして色んな作り方を試せるのも盆栽の楽しいところ。
短期間だけでは変化がないように見えますが、2年3年経つと結果が見えてきます。


子供がプラモデルを作る感覚で苗木を弄るような感じです(ホントに笑)


こんな楽しい園芸は他にない!




では、また。


にほんブログ村 花・園芸ブログへ
にほんブログ村




2022年1月1日土曜日

2022年!

こんにちは、盆栽なんごくです。 


2022年です。


近未来的な数字ですが、まだ空飛ぶ車は実用化されていないようです。


世の中はゆっくりと動くんですね。


そして樹々たちもゆっくりとした四季の移ろいを見せてくれます。


しかし、梅はなぜ冬に咲くのでしょう?
冬には花粉を運んでくれる虫たちもいません。
わざわざこんな時期に咲く必要があるのか。

そういえばメジロは飛んでますね。
メジロを使って花粉をは運ばせているのでしょうか?


自然界における植物の生存競争は熾烈なモノですから、冬に咲くというもの子孫繁栄のための手段なのでしょう。

そういえばこの梅、八重野梅なので挿し木して増やしてみます。

別の品種が接いであるものでも、台木部分から芽を出すものがあります。台木は大抵の場合挿し木出来る品種(野梅もしくは難波性)なので試してみると面白いかも。


さて、今年もたくさん盆栽を作る所存です。



2022年もよろしくお願いいたします。



では、また。


にほんブログ村 花・園芸ブログへ
にほんブログ村



2021年12月30日木曜日

梅素材の植え替え

こんにちは、盆栽なんごくです。 




冬の楽しみである梅ちゃんのご紹介。


年末になると園芸店やホームセンターなどで梅盆栽が見られるようになります。


白と紅。詳しい品種は不明です。


品種を気にするのは盆栽人だけかもしれませんね。
一重小輪の米良など人気品種は値段も高くなります。




さて買った後、花が咲く前に植え替えてもいいのでしょうか?

もちろん花の前でも植え替え出来ます。

バラ科の植物ですので秋9月ごろから翌年の春まで植替え時期は長く続きます。

幹にシャリを施しましたが、もう少し練習が必要みたいです…笑



秋から冬に掛けて植え替えると花の時期を数週間早くすることが出来ます。
お正月に見たい時は早めに植え替えておくと良いでしょう。

はじめの写真に比べると枝数が減っています。枝が多い場合は必要な部分だけ残して剪定します。

これに関しては個人の好みによることろが大きいです。

豪華絢爛な姿が見たい時は剪定せずにすべての蕾を咲かせれば立派は梅が見られます。


ただ、盆栽の場合は侘び寂びを表現するのでなるべく枝を減らし、蕾の数も調整しておきます。枝元の葉芽は残すようにしておきましょう。
ポツリと咲く姿は粋なモノです(ゴツゴツ咲きすぎると野暮ってもんです)。



ところでみなさんは梅と桜のどちらが好きですか?

私は梅派の人間です。桜も好きなんだけど、盆栽を始めてからは梅が好きになりました。
そんな方も多いのでは⁈

香りも良くて品があるので、一度手にするとハマる人もいるでしょう(私のように…)。



さて、咲いたころにまた登場していただきましょう。




では、また。




にほんブログ村 花・園芸ブログへ
にほんブログ村


2021年12月12日日曜日

挿し木出猩々の冬姿

こんにちは、盆栽なんごくです。 



春はキレイな芽を出していた出猩々。



夏になると緑色になり、秋から気温が下がるとまた赤く紅葉します。



2021年冬。
赤くなった葉はキレイで見ごたえがありますが、放っておくと落葉して棚場を汚してしまいます。ある程度観賞したら取っておきましょう。




寒樹とも裸樹とも言います。葉を落とした寒々しい姿ですが、これこそ雑木の楽しみでもあります。
春から芽摘みや葉刈りといった作業の成果が見える時です。

この樹は一度剪定しただけで細かい芽摘みや葉刈りはしていません。



このまま大きくして挿し木用の穂木を取る予定。


出猩々は節間が長くなるのが難点。ヤマモミジのように節の詰まった枝が出にくいので小品を作るのは少々難しい樹種。

ただ、写真の様な立木姿でおおらかな雰囲気で作ると雑木らしさが出ると思います。

節間が長ければ長いなりの作り方をしていきましょう。



こうした樹はセキショウやシダと一緒に寄せ植えにすると風情が出て良いかも。
あなたはこういう素材を見てどういう将来が見えてきますか? 

それを考えるのも楽しい時間ですよね。


 では、また。




にほんブログ村 花・園芸ブログへ
にほんブログ村


2021年11月28日日曜日

サザンカの種まきを試みる

こんにちは、盆栽なんごくです。 




サザンカの実生を試みます。


産地は実家。

10月頃に実のような殻が割れて種が出てきます。

11月下旬にはほとんど落ちてしまって枝先には付いていません。


この種はサザンカの生垣の根元に落ちていたもの。



5つほど拾ったので実生してみます。
このサザンカは挿し木しても全く活着しないので園芸品種かもしれません。

はたしてちゃんと発芽してくれるでしょうか…。

種を土で覆って終わりです。

答えは春に分かるでしょう。



実生は夢があってイイものですよ。一粒の種から色んな未来を想像して楽しむ遊びのような感覚です。


まだやったことない方もぜひトライしてみて下さい。

春の発芽を見ると、すーーーごく嬉しいですから!!




では、また。




にほんブログ村 花・園芸ブログへ
にほんブログ村


2021年11月24日水曜日

梅のつぼみ

こんにちは、盆栽なんごくです。 


冬が近づいています。


梅のつぼみが大きくなってきました。


花の季節は年末から翌年1月から2月ごろ。

品種によっては2月末から3月にかけて咲くものもあるようです。

冬至梅など早いものは12月中頃に咲き始めます。


もともと葉のあった部分に芽を持ちます。大きく膨らんでいるのが花芽で、小さいものは葉芽です。
全てを咲かせたくない場合は剪定して花の量を調整できます。

その時は葉芽が残っていることを確認しましょう。

枝に葉芽が無くなると翌年に芽が吹いてきません。




以前、大事な葉芽を間違って取ってしまったことがあります…。

もちろんその枝は枯れてしまいましたが、近くから新しい芽が吹いてきました。
梅は胴吹きするので新しい枝を更新して作ることもできます。

誤って葉芽を取ってしまっても、よくまたやり直しができますよ!



 では、また。



にほんブログ村 花・園芸ブログへ
にほんブログ村



2021年11月17日水曜日

街角スナップ(宮崎神宮その2)

こんにちは、盆栽なんごくです。



宮崎神宮その2です。













このフジは中国原産の品種で、日本では最大の大きさだそうです。
広角で広く撮れば良かったのですが、この日は25mm単焦点だったので…(マイクロフォーサーズなので、たぶんフルサイズで50mm相当だと思います)。







まだ青々としたモミジ。





こちらは太陽が当たる部分だけ紅葉が始まっているモミジ。




南国の植物であるソテツと朱の鳥居。
この組み合わせはなかなか見られませんよ。





では、また。




にほんブログ村 花・園芸ブログへ
にほんブログ村







2021年11月14日日曜日

街角スナップ(宮崎神宮)

こんにちは、盆栽なんごくです。 



盆樹たちも大人しくなってきたので、外へ出かけてカメラマンごっこです。


街角スナップと言ってますが、森や樹々の写真が多くなります…。



さっそく宮崎神宮へ!





























お社を撮ってませんが、なにしろ人が多くて…。




サザンカは風情があって良かったです。



その2に続きます。





では、また。





にほんブログ村 花・園芸ブログへ
にほんブログ村