2022年1月20日木曜日

お手持ちの盆栽の価値を上げる方法 ~持ち込み~

こんにちは、盆栽なんごくです。 



「枯らすな、長く持っておけ」

初めての一鉢を買った時に言われた言葉。





盆栽の価値を上げるには…。


持ち込み」です。



「長い年月保持して、きちんと管理している」という意味です。


その状態が長ければ、
「持ち込みの古い樹」という表現になります。


盆栽で一番大切なのは古さです


幹肌が荒れてきて古さが現れると
古色(こしょく)を帯びるという表現をします。


古さが大事だということは、樹齢何十年という樹は値段も高くなります。
その何十年の間、誰かが管理して状態を維持していたからこそ価値があります

盆栽が高価であるということは、その年月への対価ということです。時間を買っているわけですね。



たとえ樹齢50年の樹が何万円という値段でも、その50年を買えると考えればそう高くないという風にも考えられます。

逆に考えれば、あなたの持ち込みが長ければ比例して価値も上がります。

お手元にある盆裁は今何年目でしょうか。
お安く買ったミニ盆栽でも構いません。

維持して長く持つことです。

盆栽を持っていない方でも、手にしたその日から持ち込みの価値を作れます。



最近ではボサボサの樹を短時間で盆栽に仕立てるパフォーマンスが見られます。あれはプロの仕事の一つですが、そのプロでも皆同じことを言います。


持ち込んでこそ盆栽である



毎日水をやり、維持していくことこそ一番大事なんですね。

何気ない管理が実は価値を生んでいるのです。






「枯らすな、長く持っておけ」




この言葉は覚えておきたいですね。





では、また。





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