春はキレイな芽を出していた出猩々。
夏になると緑色になり、秋から気温が下がるとまた赤く紅葉します。
2021年冬。
赤くなった葉はキレイで見ごたえがありますが、放っておくと落葉して棚場を汚してしまいます。ある程度観賞したら取っておきましょう。寒樹とも裸樹とも言います。葉を落とした寒々しい姿ですが、これこそ雑木の楽しみでもあります。
出猩々は節間が長くなるのが難点。ヤマモミジのように節の詰まった枝が出にくいので小品を作るのは少々難しい樹種。
春から芽摘みや葉刈りといった作業の成果が見える時です。
この樹は一度剪定しただけで細かい芽摘みや葉刈りはしていません。
このまま大きくして挿し木用の穂木を取る予定。
ただ、写真の様な立木姿でおおらかな雰囲気で作ると雑木らしさが出ると思います。
節間が長ければ長いなりの作り方をしていきましょう。
こうした樹はセキショウやシダと一緒に寄せ植えにすると風情が出て良いかも。
あなたはこういう素材を見てどういう将来が見えてきますか?
それを考えるのも楽しい時間ですよね。
では、また。

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