2022年1月26日水曜日

梅の花後の剪定~葉芽の場所を見極める~

こんにちは、盆栽なんごくです。 


さて、梅の季節です。

咲くのは嬉しいが、そのあとは…。




こちらは早咲きの品種「冬至」。
正月頃に咲くので、年末になると多く出回ります。


花が咲いた後は、花を元から取ってあげましょう。
もっとも、すべての花を咲かせると樹にとっては負担になるので、ある程度楽しんだら早めに花を取るようにします

その花ガラを取った後に、残るものがあります。
小さな芽が見えるでしょうか。

小さくとがった芽が春になると葉になる葉芽です。
これを取ってしまうとそこから芽が吹きません。

観賞後に花を取る際は、この小さな葉芽を残すようにします。


このまま大きくするのであれば剪定の必要はありませんが、盆栽は形をこぢんまりと整えてこそ盆栽です。

そのために春の芽出しまでには剪定するようにしましょう。


枝元に葉芽を残すようにすれば、そこから芽吹いて間延びを防ぐことが出来ます。

このようには幹近くに芽が無い場合は…。

近くに別の枝があればその枝を残していきます。先端にしか葉芽の無い枝は使えないので切るようにしましょう。


枝が少なくなっても、梅の木は胴吹きが期待できます。次々と枝を更新しながら作っていきましょう。


では、また。


にほんブログ村 花・園芸ブログへ
にほんブログ村



0 件のコメント:

コメントを投稿