さて、梅の季節です。
咲くのは嬉しいが、そのあとは…。
こちらは早咲きの品種「冬至」。
正月頃に咲くので、年末になると多く出回ります。花が咲いた後は、花を元から取ってあげましょう。
もっとも、すべての花を咲かせると樹にとっては負担になるので、ある程度楽しんだら早めに花を取るようにします。
小さくとがった芽が春になると葉になる葉芽です。
その花ガラを取った後に、残るものがあります。
小さな芽が見えるでしょうか。
これを取ってしまうとそこから芽が吹きません。
観賞後に花を取る際は、この小さな葉芽を残すようにします。
このまま大きくするのであれば剪定の必要はありませんが、盆栽は形をこぢんまりと整えてこそ盆栽です。
そのために春の芽出しまでには剪定するようにしましょう。
枝元に葉芽を残すようにすれば、そこから芽吹いて間延びを防ぐことが出来ます。
近くに別の枝があればその枝を残していきます。先端にしか葉芽の無い枝は使えないので切るようにしましょう。
枝が少なくなっても、梅の木は胴吹きが期待できます。次々と枝を更新しながら作っていきましょう。
では、また。

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