こんにちは、盆栽なんごくの松浦です。
いかがお過ごしでしょうか。(^▽^)/
今日も素晴らしい一日であります。
桜は満開、というよりそろそろ散ってます。
つい最近まで冷えるなぁと思っていたのですが、ポロポカ陽気の日が多くなりました。
日が暮れるのも遅くなり、盆栽が置いてある棚場も日照時間が長くなってます。
植物は毎年同じことを繰り返します。
決まった時間があるかのように春に新芽が動きます。
環境に合わせて進化したとはいえ、人間から見るとまるで機械のように計算して花を咲かせて葉を展葉させているようにも見えます。自然の営みはよくできますね。
そういえば、サピエンス全史という本に書いてありましたが、植物を相手にしてしまった「農耕革命」はとんでもない詐欺だと言ってました。
人間が植物を育て、まるで自然をコントロールしているかのように見えるが、実は逆ではないかと。この説は面白いですよ。
生物にとっての「成功」とはどれだけ繁殖したかによって決まる。それを考えると稲や小麦といった植物は人間のエサになるとによって世界中で大繁殖することに成功したという見方です。
そして人間はというと…。
いままで動物を狩って木の実を採取してのんびり生活していたのに、植物を相手にしてしまったために、畑を耕す作業や雑草取り、水汲み、収穫、脱穀、精製などなど今までになかった仕事に翻弄されるようになったと。
せっかく生活を安定させるために農耕を始めたのに、今度は休む暇がなくなった...(;^_^A
かたや稲や小麦はこれまでにないほど繁殖量を増やし、大成功を収めている、という解釈です。
なるほど、そういう見方があるんですね。
自分も植物を相手に生活しています。
こうやって取り木して繁殖して喜んでみるものの、実は植物の思うつぼだったりして…(;^ω^)
2年前、黒松に天接ぎしたあとに接ぎ口から気根の様なものが見えたので取り木を仕掛けておきました。
この子はたぶん瑞祥だったはずです。
すると、なんとしっかり発根。
と言われても、分かんないよなぁ…。
台木からではなく、五葉松の穂木から出ているので瑞祥で間違いないと思います。(九重と瑞祥が分からなくなった...)
雑誌によると芽の出方で見分けがつくとか。
瑞祥は芽が割れないとのこと。
瑞祥の方が芽数は少なく、一つずつの芽が縦に長い気がする。(あくまで気がする…)
とりあえず独立させて取り木繁殖ができました。
こうして人間は植物の繁栄に一役買っているのでしょう(笑)
考え方は如何様であれ…
楽しいんだからよしとしましょう^^
今日もお天道様に感謝です。
では、また。(^^)/~~~
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