こんにちは、盆栽なんごくの松浦です。
いかがお過ごしでしょうか。(^▽^)/
今日も素晴らしい一日であります。
宮崎市平和台公園。
桜が満開。咲くところより散るという部分に人生観を重ねるというのは日本人らしい考えだと思います。
そういえば先日「秒速5センチメートル」というアニメ映画を観ました。
2007年公開なので、今さら?という感じですが、初めて観ました。
公開した時は、物語が悲しすぎるという評判が多かったようですね。
でもね、主人公の遠野くんは色々と頑張りましたよ^^
踏切での最後の笑顔、そしてまた歩き出したところでのエンディング。
最後で遠野くんは、また前を向くことが出来たのであります。
(というのが私の解釈...!)
だからこの物語は悲しくはないと思います。
種子島から飛んで行った太陽系探査機も一役買ってますね。
人生も行ったきり後戻りできないんだよってことでしょう。
最後の章では、遠野くんは社会人になって猛烈に働いた。
(何に突き動かされているか分からないという表現をしています)
そして何かがプツンと切れて、仕事を辞めた。
アパートの部屋にビール缶が転がるような荒れた生活になった。
そして彼女とも破局...。
それでもあの踏切であの子(らしき人物)とすれ違ったあと、少し笑顔になってまた歩き出した。
遠野くん、過去を振り切る決断をしたあんたはエライ!
そして過去をちゃんと消化して別の人生を歩むあかりちゃん、
あんたもエライ!
種子島で一途に遠野くんを追いかけたかなえちゃん、
あんたもエライ!
このストーリーに出てくる人たち、みんなよく頑張ってます。エライ^^
40歳過ぎてはじめて観ましたが、いい物語でした。
どう考えても少年少女や若者向けの映画ではないような気もする…。
(というのが私の解釈...笑)
・・・
さて、
今日の一冊。
「幸せはあなたの心が決める」
渡辺和子 著
ノートルダム清心学園理事長
PHP研究所
2015年9月25日
”抱かれて ありとも知らず おろかにも
われ反抗す 大いなるみ手に”
九条武子
ー不条理を受け入れる
”私たちの日々の営みというのは、この「大いなるみ手」への反抗の営みであることが多いものです。抱かれてあると知って、いっさい反抗しないことが神仏への信頼の表れかもしれませんが、抱かれてあると知りながら、時に謀反を起こすこと、抱かれていることを時折忘れて、あらがう人間であってもいい。ただ、反抗して栓もないと分かった時、無益の抵抗をやめて潔く「白旗」をかかげること、それが人間の「分際」をわきまえて生きるということではないでしょうか?”
そうですね…。ままならないですよね。
社会学者の加藤諦三さんも同じことを言います。
「まずは受け入れよ」と。
”かくて人生が思うままにならないということは、考えようによってはありがたいことなのです。一人の人間が個性的に生きる、その人らしく生きるということは、実はこのようなままならない人生を自分なりに受け止めることで可能になるのではないでしょうか。”
ままならない。
それを受け入れる。
だからこそ、一人の個性ある人間として生きていけるのだと。
ままなるってのは思い上がりでしょうかね…(;^_^A
そもそも、ままなる状態がどういう状態は分かりませんが…。
たしかに生まれも育ちも選べないわけで、「親ガチャ」なる言葉さえ出てきていますが、その選べないことを受け入れようぜってことでしょうか。
親ガチャってなんだか面白い言葉だと思います。
(誰が言いだしたのか…笑)
たしかに平等ではないでしょうね。
不公平だと感じることもあるでしょうね。
貧富の差もあり、国や地域差もあります。
でも、羨ましく思う「アイツ」と入れ替わっても、ホントにシアワセなんて来るもんですかね?
輝いている「あの子」と人生が入れ替わったとしても、ホントにシアワセかい?
そりゃあ、わかんないぜ、ダンナ。
山のあなた空遠く
「幸い」住むと人の言う…
(カール・ブッセ)
著者の渡辺和子さんはそのほかにも多くの書籍を出されています。
YOUTUBEにもお話の動画がアップされているので気になる方はご覧になってみて下さい。
今日もお天道様に感謝です。
では、また。(^^)/~~~
**********
オンラインストアはこちら!
0 件のコメント:
コメントを投稿