2021年8月16日月曜日

サツキの挿し木苗

こんにちは、盆栽なんごくです。 



2019年の挿し木。

2年前ですね。

花後に新梢を使って鹿沼土に挿してます


同年秋ごろには根も出ているのでこんな状態。
翌年まで待っても良いのですが、互いの根が絡んで一本立ちさせるのが大変になります。


というわけで鉢上げしたものです。
挿したのは大盃と鶴翁。

鶴翁は新梢と古枝を使ってます。



あれから時が過ぎてどうなっているでしょうか。
こちらは両方とも鶴翁。ミヤマ系の品種ですね。

新梢を使ったものはこんな具合です。ミヤマ系ですから大盃などと比べると少し成長が遅いようです。









こちらは古枝を挿したもの。
去年一年間、花壇に植えてありました。地に下ろすと根が自由に伸びるので成長は早くなります。新梢挿しに比べると足元や枝が太っているようです。



花芽形成が始まっているので、蕾らしき小さなかたまりが先端にたくさんついてます。
樹作りを考えると咲かせるかどうかで悩むところ…。
枝づくりや幹の太りを考えると蕾は全て取って、2月頃に剪定する方法があります。蕾を取るわけですから花は咲きません。


咲かせる花を全部取っておけば、その分のエネルギーを幹の肥大や各枝の成長に回せるわけですね


盆栽にも目標とそれに近づくための戦略が必要です。優先順位を考えてから作っていくようにしましょう。


サツキは咲かせてなんぼですから花は見たいものですが、盆栽の骨格を作ってからでも花は見られます。



それまで我慢できるかなぁ…


では、また。



にほんブログ村 花・園芸ブログへ
にほんブログ村


0 件のコメント:

コメントを投稿