2025年5月11日日曜日

接ぎ木の五葉松

~日々の楽しみ、心のゆとり~ 

こんにちは、盆栽なんごくの松浦です。

いかがお過ごしでしょうか。(^▽^)/ 

今日も素晴らしい一日であります。 








五葉松の経過観察。

「九重」です。

芽吹きが良く、瑞祥と並んで今日まで生き残っている八房の品種。



大きなものは芽掻きが大変になるらしいですが、このくらいのサイズだったらこじんまりと作れそうです。



黒松の台木に接いであります。
(私が接いだわけではありませんが…)



ちなみに数年前はこんな状態でしたよ。
たしか2020年ごろの写真だったと思います。

今でも同じ鉢に入ってますね。

こういう苗木でも5年くらい経てばずいぶん変化するものです。


「すこ~し愛して、なが~く愛して」。
ウィスキーの熟成を待つようなものでしょうか。
(よくこんなコピーを考えたものです)


今すぐに結果を見たいのですけどね。すぐに結果の出るものはすぐに手を離れていきます。Easy come, easy goであります。毎日少しずつ進みますよ。







こちらは「瑞祥」
これは当方で天接ぎしたものです。

接いでからすでに3年くらい経ちますが、なかなか育ちません。






これが2022年。
まあ、もともとがこの貧弱な苗からスタートしましたから、成長が遅いのはしょうがないかもしれません。
(よくここから生き残ったものです。感心します…!)


今年に入って急に力が乗ってきたのは、黒松の芽が吹いてきたからでしょうか。
下の伸びている芽が黒松の台木から出た芽です。

これが出てきてから先端に接いだ瑞祥も元気になってきました。これも長い目で見ましょう…








この子は九重なんですけど、接ぎ口で取り木を試みて見事に失敗しているヤツです。
針金結束して丸一年過ぎて、何にも出てきません。




しょうがないので黒松の苗を接いで、根接ぎのようにしてみます。


接ぎ口に溝を掘って、4本苗を当てはめてテープで巻いてます。
活着するかどうかは分かりません。黒松で根接ぎするのは初めての試みです。
成功すれば儲けたもの、失敗であれば良き経験。


これも今年から来年の今ごろにかけて一年間はそのまま放置です。

忘れた頃にまたブログに登場するでしょう(;^ω^)


しかし、こんな貧弱な樹に限ってずーっと生き残ってたりするんですよね。


棚場の隅っこに追いやられて、それでもしぶとくしたたかに。

こういうところは見習わねば!






今日もお天道様に感謝です。 

では、また。(^^)/~~~



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