いかがお過ごしでしょうか。 (^▽^)/
ちょっと面白い梅をご紹介します。
幹途中の皮が剥がれて上部は枯れてしまいました。
ところが台木の部分から芽が出てご覧の通り生きています。
盆栽でよく言われるシャリと水吸いです。
そして導管と師管の間にある層が形成層ですね。
台木ですから野梅か難波性の梅だと思います。
茶色くなっている部分は木質部。
黒く皮の残っている部分から枝が出ていますね。
シャリは白骨化した木質部。
水吸いは皮が残っているところです。
正確には水吸い(導管)は木質部にあるので、皮の残っている
部分は栄養分が通る師管ということになります。
ということはこの皮の部分があれば生き残れる
という理屈になります。
木質部が腐って空洞化した樹木を見ればわかりますが、
空洞(ウロ)が味のある部分として重宝されることがあります。
この樹も面白そうなのでこのまま育ててみましょう。
まだ枝が貧弱なので今年は伸ばしてもっと成長させます。
枝葉が充実すれば水吸いも少し太るはず…。
なんだか面白い実験になりそう。^^
後日、経過を報告します~。
では、また。(^^)/~~~





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