2025年6月22日日曜日

黒松の芽切りが始まる

~日々の楽しみ、心のゆとり~ 

こんにちは、盆栽なんごくの松浦です。

いかがお過ごしでしょうか。(^▽^)/ 

今日も素晴らしい一日であります。 





梅雨の晴れ間が数日続いています。


さすがに30℃を超えると暑いですね。


今年もセミが鳴き始めましたよ。

宮崎市内では毎年6月20日ごろと相場が決まってます。中学生のころにセミの鳴き始めが6月20日だったとハッキリ覚えていて、それからずいぶん時間が経ちますが、いまでも決まってこの時期にセミの声が聞こえてきます。毎年同じ時間に同じことを繰り返すんですね。自然はよくできています。




そして盆栽人はこの時期になると黒松の芽切りなる作業を始めます。これも毎年同じ時期に発生する同じ作業です。




今年伸びた新梢を根元から切ります。
新芽の伸びが悪く、ハサミが入らない時は無理して切る必要はないと思います。とくに植え替えた年は成長が遅くなることがあるので、そういったときは芽切りを休む必要もあります。樹勢を見ながらやっていきましょう。





いったん芽切りしてしまうと貧弱でさみしくなりますね…(;^_^A

そこからさらに古葉を取るので、もっと軽くなります。

古葉を取ると葉の総量が大幅に減るので、黒松くんは驚いて「急いで芽を出さねば!」といって新芽をどんどん吹かせようとするのだとか。



樹木というのは生きていくうえで必要な量よりも多くの葉っぱを付けているそうです。強風で枝が折れたりすると生きていけなくなるので、そういった事態に備えて、普段から余分な量の葉を付けているとのこと。


不測の事態に備えるってのはよくできた仕組みです。

黒松くん、今が不測の事態だ。

芽を切られ、葉をむしられ、光合成によるエネルギーが減ってしまう中、ここからさらに新芽を吹かせなければならないのだ。


黒松くん、ガンバレ。

オレはちゃんと見守ってるぞ(見守る以外に手助けできないんだよな…)。





そう祈りつつ、新芽をパチパチと切る日々が始まります。



今日、西の彼方に見えた雲はキレイでしたよ。

モクモクとした大きな雲が見られる季節になってきましたね。




今日もお天道様に感謝です。 


では、また。(^^)/~~~


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