2025年2月3日月曜日

雑談:先生とアルファロメオ

~日々の楽しみ、心のゆとり~ 

こんにちは、盆栽なんごくの松浦です。

いかがお過ごしでしょうか。(^▽^)/ 

今日も素晴らしい一日であります。 









宮崎市加江田にある好隣梅(こうりんばい)。

まだちょっと早かったでしょうか。


2月8日に梅まつりがあるそうです。


紅梅はちらほら咲いていましたよ。


白梅はまだ全然咲いてませんでした…。


来週か再来週くらいでしょうかね。








・・・






その先生は名古屋の開業医。


出会ったのは愛知県日進市にあった
とある喫茶店。



その店は夜にジャズセッションが始まる。

毎週水曜日と日曜日。



アマチュアが集い、各自楽器を持ち寄って
曲を演奏する。



私もギターを弾いていたのでお店の常連だった。




26歳の頃だったと思う。




その先生もいつの頃からか通い始め知り合いになった。






こういう世界は肩書も年齢もない。


音楽のつながりの良いところだと思う。



先生は50代の医者。

私は20代のブルーカラーのサラリーマン。


先生には別荘があった。


音楽仲間で集まって合宿をやろうという話になり、
私は第一回からのメンバーになった。



春先にやったり、冬にやったり。


毎年どこかで連休があれば、
仲の良い連中が集まり、その別荘で
演奏会が始まる。




いつも何人かで乗り合わせて、
高速を飛ばして長野県までよく行った。





その年も合宿があったのだが、
たまたま先生と二人で長野まで行くことになった。


他の人たちは別の車で行くらしい。





「タカシ、当日は迎えに行くぜ」


というので、
自分の住んでいたアパートまで迎えに来てもらった。





高級アルファロメオ。






「イタ車はよく壊れるんだよね」
と言いつつ、以前からずっとアルファロメオらしい。




高級外国車に私のギターを載せて出発。





(ロウバイ)





運転する先生の仕事の話を聞きながら、高速を飛ばす。


中央道。

恵那を通り過ぎて中津川、諏訪方面へ。








ふとした会話で先生が言った。





「オレはもうすぐ仕事も引退だ。

君のような20代の若者と
一緒に遊べるのはありがたいんだぜ」








「ふーん、そんなもんかいな」

と心の中で思いつつ、別に大して気にしなかった。








・・・





最近、Focebookで先生の活動が投稿される。



どうやらセミプロとして活動しているらしい。



たしか60代後半ではないかと思う。



楽器を続けているのはスゴイ。


私が知り合ったころから
プロのミュージシャンに教えてもらっていたらしい。



そこから月日を経て、
現在は地元名古屋のミュージシャンと
一緒に活動されているようだ。




腕前も衰え知らずだろう。




こっちはぺーぺーのサラリーマンだったが、
諏訪へ行く途中の車内でなぜあのような
会話になったのかは覚えていない。



ただ、あの一言は記憶に残っている。




せっかく、人生の先輩がいろいろと
話してくれていたのだ。



もっと聞いておけばよかったと
今更ながら思う。





「若者と遊べるのはありがたい」という
先生の言葉に対し、



なぜ私は高級外国車の助手席で
ふんぞり返って

「ふーん」

などと呑気に構えていたのだろうかと。




大先輩の気持ちを察するほどの人間味すら
持ち合わせていなかったのかと思うと
ちょっとした罪悪感もある…。




考えてみれば貴重な時間だったのかもしれない。






・・・






今はSNSのおかげで
先生の元気な姿も見られる。




仕事を引退しても精力的に活動する様子は
こちらにとっても励みになります。




「好きなことして生きて行けよ」という
メッセージとして受け止めています。










先生。


願わくば、





もう一度だけ

アルファロメオの助手席に。











今日もお天道様に感謝です。 



では、また。(^^)/~~~


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