2022年2月19日土曜日

針金掛けは芽動き前までに!ー針金掛けの基本をもう一度おさらい

こんにちは、盆栽なんごくです。 


2月中旬。もうすぐ春が来ます。




その前に!

針金をかけておきましょう

実生して5年ほどの黒松。



古葉を取っていない場合は、「古葉取り」から行いましょう。
去年の葉を取ります。

古葉を取り終わったら今度は新葉の量を調整します

樹冠部は2~3本残し
下枝は5本以上残し

頭は勢いが強いので、下枝ほど多く残すように。
ついでに不要枝は剪定して枝先を二又にしておきます
これは針金を掛けやすくするためです。



さて、スッキリしましたね。
ここから針金を掛けるのですが、最初にどのような樹形にしたいかイメージしておくことが大事


針金は下枝からかけていきます。
掛けたい枝の1.5倍ほどの長さの針金を用意。
一枝ずつではなく二つの枝を一本の針金で成形していきます。



幹から枝元に一巻き、二巻き。
左手で最初の一巻き目をしっかり押さえておきましょう
さらに枝先に進むにつれ、左手の位置を進行方向にずらしていきます。



最後の一巻きは葉元を包むようにふんわりと。



一本の針金で二つの枝を整枝。


同じように上部の枝と頭に掛けて整枝していきます。
形が決まらないといつまでもひねったり曲げたり…そうすると枝内部の組織が壊れて枝枯れすることもあるので注意しましょう



・最初にイメージを決めておく
・不要な枝を切っておく

ここがポイントです。


絵に描いてみることをお勧めします



私もよく絵を描いたりしてますよ(^^)



オンラインストアの黒松たちもこうやって針金を掛けてあります。



春になって芽が動き出す前にやっておきましょう!



では、また。



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