石付きのカエデを見てみましょう。
2019年春に石ころにカエデを巻き付けて作ってきたものです。
挿し木2年の苗を使ってます。あれから3年が経ちました。
石に付けてから数年はそのまま太らせて石に噛ませるというの方法が用いられます。小さな文人調の樹を作りたかったので枝づくりも進めていましたが、それよりも石に噛ませる方が先でしたね。
今年は伸びた新梢を切らずに太らせています。
細い根だった部分が太り、石に乗っかるようになってきました。
エネルギーが上へ吸い取られているので下枝は芽が動きません。犠牲枝を外せば下枝は動き出すのでご心配なく。
こちらの樹も似たような作り方です。
細幹のままで単調ですが、針金で曲付けすることもできますし、犠牲枝を引っ張ってきて足元に呼び接ぎすることもできます。
細幹のままで単調ですが、針金で曲付けすることもできますし、犠牲枝を引っ張ってきて足元に呼び接ぎすることもできます。
細い根が見えますね。
来春の植え替えの時に根を整理して太い根だけを残すようにしてみましょう。太い根はますます太るのでさらに石に噛んでいきます。
最初の一本もそうでしたが、石は埋まっています。毎年植替えの時に根の様子を見て少しずつ根を露出させるやり方が一般的なようです。
最初の一本もそうでしたが、石は埋まっています。毎年植替えの時に根の様子を見て少しずつ根を露出させるやり方が一般的なようです。
結果を早く出そうとするとイケマセン。
焦らず、じっくり、ゆっくり…。
1年ごとの結果は微々たるものですが、数年スパンで見ると大きな飛躍が見られるはずです。
さて、冬までにどれくらい太ってくれるでしょうか!?(←急ぐなって 笑)
では、また。
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