2020年10月7日水曜日

苗木から少しずつ盆栽の道へ その2

 こんにちは、盆栽なんごくです。



さて、先日の黒松。

植え替えるところまでご紹介しました。

白っぽいカビの様なものが共生菌ですね
カビだと思って全部取らないようにしましょう。根の水分吸収や養分吸収に大きく役立っている菌です。




鉢に入れると急に盆栽らしくなってきました。
ビニルポットと鉢では見た目が違いますね。この「鉢合わせ」も楽しみの一つです。





春に植え替えた黒松は夏にかけて大きく新梢を伸ばします。
新芽の伸びが悪い時は植替え後の根っこが回復していない可能性があるのでゆっくり様子を見ましょう
新芽の伸びが悪いのに芽切りをしてしまうと枯れてしまうこともあるので注意が必要です。毎年芽切りをする必要はなく、樹勢を見ながら判断するといいでしょう。芽切りしない年があってもいいんですね。




この黒松は「中芽切り」をしました。新梢を途中で切るやり方で、枝の長さが欲しい時に使われる技法です。



新芽を途中で切った場合、新しい芽が吹くかどうかは樹勢によると思います。
当年は出てこない時が多いようですが、この樹は2か月ほどで芽吹いてきました。

来年から通常の芽切りをして枝づくりですね。







最初の姿からすると、ずいぶん盆栽らしくなってきましたね。



小さなものはこうして骨格を作るのに数年あれば出来ます

苗木から盆栽へ…

お試しあれ。



では、また。




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