2020年10月6日火曜日

苗木から少しずつ盆栽の道へ その1

 こんにちは、盆栽なんごくです。



いかがお過ごしでしょうか。



大小を問わず、盆栽と呼ばれるものは小さな苗木からスタートします。


今日は小さな黒松をご紹介。


実生して(種から発芽して)3年から4年です。

棒状の幹でボサボサの状態です。ここからどうやって変わっていくのでしょうか。


大きく育てるも小さく作るも自由ですから、作る楽しみはここから始まります。


自分で実生したり挿し木したりして素材を作るのも良いですし、写真のような黒松は正月飾りの苗としてホームセンターで売っていたりします


いきなり幹が捻じ曲げられた絵ですが…。アルミ線(2.5mmくらい)を使って幹にねじりを入れてます。
不要な枝を抜いて将来必要になるであろう枝だけを残しています。


残した枝は左に一本中心の頭に一本右に小さく一本ですね。



枝抜きは重要で、将来の姿を想像しながら行う必要があります。といっても勇気がいりますね…。



小さい盆栽は左右に一本ずつ、頭に一本、出来れば裏側に一本あれば十分に出来ます



こうした作業は冬に行うといいでしょう。春から秋は樹が生長し続けているので休眠期の冬にせっせと作ります。




そして春になったら植替え。

松の木は共生菌という菌が根っこについてます。白っぽく見えるのは菌が繁殖している証拠です。この菌は黒松の成長を助けてくれますので大事にしてくださいね。



ということで、「その1」はここまで。

次回をお楽しみに。




では、また。




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