こんにちは、盆栽なんごくの松浦です。
いかがお過ごしでしょうか。(^▽^)/
今日も素晴らしい一日であります。
九州南部では梅が散り、
椿が最盛期を迎えています。
桃色の花が咲く河津ザクラも
散り始めています。
もう少しすればおなじみのソメイヨシノが
登場するころですよ。
この黒松は数年前に園芸店で拾ってきたモノ
だったと思います。
花や植木が立ち並ぶなか、水もカラカラで
息も絶え絶えというポット苗を買ってきたヤツ。
今の鉢に植え替えて3年ほどが経ったでしょうか。
と言いますが、水管理に自信がない時は
少し大きめの鉢をおすすめします。
ある程度土を落として根っこを捌きます。
鉢に固定する時は斜めにしても
2年、3年と経てば根もびっしりとまわって
水もなかなか通りづらい状態です。
鉢の形をしたまま大きな鉢に入れてしまっても
良いのですが、今後の根の成長を考えると
少し崩して水と空気を通りやすくしたほうが
よろしいかと。
ぐらつかないくらいにしっかり固定します。
盆栽の場合、鉢にしっかり固定することで
固定用の針金は2本使っています。
この「固定」はかなり重要だと思います。
植物は自分を土に「固定」させて、はじめて
地上部を大きく伸ばします。
自然界では真下に伸びる直根というやつが
固定の役割を果たします。
まず太い根を地中深く伸ばしてグラグラしない
土台を作ります。
グラグラした状態ですと、倒れてしまうので
まず自分を固定させるために根を張ることを
優先させます。
そうなると地上部の成長は後回しということですね。
植物に「自分は固定されている」という
安心感を持ってもらいます。
エネルギーを注ぐことが出来るという訳です。
この考えに関しては別に研究論文があるわけもで
ないと思います。
(あるのかな?)
ただ、先人たちの長年の経験によると
がっちりと固定した方がその後の生育に
大きな差が出てくるらしいです。
そんな先達たちの教えを受けて
ちゃんと固定しましょう。
というわけで、
黒松くんの成長に乞うご期待!^^
今日もお天道様に感謝です。
では、また。(^^)/~~~
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