2022年6月1日水曜日

盆栽苗の幹はどうやって曲げる?-黒松の針金かけ

こんにちは、盆栽なんごくの松浦です。





いかがお過ごしでしょうか。(^▽^)/



今回は盆栽の幹を「曲げる」お話。


盆栽の苗木はそのままにしておけば真っすぐに
伸びるだけです。


盆栽として形を作るためには曲(きょく)を
入れなければなりません。


一本の幹に曲を入れて「盆栽らしさ」を
出してみましょう。




実生して3年から4年の黒松。
足元にはすでに曲が入っていますね。
実生して2年目に曲げた部分です。


これをさらに曲げていきましょう。
アルミ線をらせん状に掛けていきます。

幹直径の1/3からくらいの太さが目安とされます。

ちなみにアルミ線と銅線では効き方が違ってきます

アルミ線は柔らかいので掛けるときは楽ですが、
銅線に比べると効きが甘いです。

銅線は固く、巻きにくさがあるものの、アルミ線に
比べるとガッチリと効いてくれます。


今回は一本で効きそうになかったので二本のアルミ線を
掛けています。




そこからお好みの形に仕上げていきましょう。
針金を巻いている方向(右巻き、左巻き)に捩じるように
曲げていくと効きやすくなります

これを緩む方向に曲げようとしても上手く曲げられないので
注意してくださいね。

本来なら冬に行う作業ですが、今の時期でも出来ます。


春から夏にかけての時期は水の吸い上げが旺盛なので
幹が張っており、多少の曲げに対して耐性があります。



無理しない程度の行うと良いでしょう。






では、また。(^^)/~~~




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