いかがお過ごしでしょうか。(^▽^)/
今回は盆栽の幹を「曲げる」お話。
盆栽の苗木はそのままにしておけば真っすぐに
伸びるだけです。
盆栽として形を作るためには曲(きょく)を
入れなければなりません。
一本の幹に曲を入れて「盆栽らしさ」を
出してみましょう。
実生して3年から4年の黒松。
足元にはすでに曲が入っていますね。
実生して2年目に曲げた部分です。
これをさらに曲げていきましょう。
アルミ線をらせん状に掛けていきます。
幹直径の1/3からくらいの太さが目安とされます。
ちなみにアルミ線と銅線では効き方が違ってきます。
アルミ線は柔らかいので掛けるときは楽ですが、
銅線に比べると効きが甘いです。
銅線は固く、巻きにくさがあるものの、アルミ線に
比べるとガッチリと効いてくれます。
今回は一本で効きそうになかったので二本のアルミ線を
掛けています。
針金を巻いている方向(右巻き、左巻き)に捩じるように
注意してくださいね。
本来なら冬に行う作業ですが、今の時期でも出来ます。
春から夏にかけての時期は水の吸い上げが旺盛なので
幹が張っており、多少の曲げに対して耐性があります。
無理しない程度の行うと良いでしょう。
では、また。(^^)/~~~
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