今回は五葉松の種類を
いくつか見てみましょう。
昭和30年から40年ごろに
八房ブームがあり、その頃に
八房五葉松が流行ったそうです。
人気の品種は苗一本が
万単位で取引されたとか…。
最近では雑誌で特集されることもあり、
また人気が出ているみたいですね。
那須系の八房と言われています。
成長が早いため、一代で出来上がる
樹種として有名。
ただ、一番長生きしたしたものでも
80年くらいなので、寿命がどこまで
伸びてくれるかは未知数です。
取り木、接ぎ木、挿し木が出来ます。

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芽吹きが良いのが特徴ですが、
良すぎるのが難点ともいわれます。
芽が多くゴツゴツとした枝に
なりやすく、銘品が少ない品種。
取り木は時間が掛かるため、
多くは接ぎ木で作られています。
葉の裏側の気孔が銀色に見えるため
銀八(銀性八房)と呼ばれます。
一度整枝すると型崩れせず、
管理がしやすい品種です。
挿し木、取り木が出来ないため、全て接ぎ木での生産です。
個人的には銀八が一押しです!
だた私の好みというだけですよ。
このほか、赤石五葉や石鎚五葉など
四国産のものや那須系、吾妻系の
品種も多くあります。
こうした「品種モノ」は
コレクター心をくすぐりますね。
品種を色々と集めてみたり、
違いを記録してみたり、
様々な楽しみ方があります。
接ぎ木は敬遠される傾向にある
ようですが、品種を残すためには
必要な繁殖方法です。
接ぎ木であろうと、良いものは良い。
自信を持って集めてみましょう!
では、また。

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