2020年10月26日月曜日

実生五葉松は気長に付き合っていきましょう

こんにちは、盆栽なんごくです。



五葉松を実生したというお話。


2018年実生ですから3年生になります。

10粒ほど播いて生き残ったのは2本だけです。ほかに数本発芽しましたが、夏の暑さにやられてしまいました。



発芽して2年半くらいですが、なんという成長の遅さ…。
棚場の隅に置かれて水だけをもらっている毎日です。
盆栽は焦らずゆっくりと言います。

こと五葉松に関しては自分の力ではどうにもなりません。「待つ」以外に方法がないので待つしかないですね。

人間時間で2年半は長いのか短いのか。
気付けば年月が経っていますが、植物時間とはずいぶん違うようです。





八房系が生き残ったのでしょうか。今年は芽持ちがよく、小さな芽が出ています。来年は賑やかに芽吹いてきそうです。

どんなに水やりしても肥料をあげても育ちが早くなるわけではありません。

さすがに植物時間に合わせていくしかないですね。



日々の生活を送る中で

「焦るな、一度立ち止まれ」

と言われているような気がします。





実生の五葉松は一息つくことの大切さを教えてくれますよ。


種が手に入る機会があればやってみると良いかもしれませんね。



気長にお試しあれ。






 では、また。

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