2021年6月18日金曜日

桂モミジの取り木を…外さない

こんにちは、盆栽なんごくです。 


「桂モミジ」です。

春先のオレンジ色の芽吹きが素晴らしい品種。

取り木と言っても桂モミジ本体は取り木がとても難しいです。
前回は幹途中に取り木を試みたの多ですが、発根は一本という結果に…。


ということは普通のモミジの取り木と変わりませんね



2月末頃に仕掛けてようやく根が出てきたようです。
けっこう勢いよく出ていたので中を見てみましょう。




と、イイ感じの発根です。
枝葉もたくさんついているだけあって根も元気な様子。



ですが…
反対側は発根しておらず。
カルスは出来ているので根が出てくるのは間違いなさそうですね
ただ、もう少し時間が掛かりそうです。




という訳でルートン塗ってまたポットで覆っておきました。
同時に根を半分ほど切ってあります。
発根したばかりの根は弱いので触るべからずというのが普通ですが、今回は根回しと同じ要領です
すぐに切り離さず、一度根を切って整理してからまた時間を置きます。実際にこの方法で取り木をする方もいます。

時間が掛かるのがデメリットですが、切り離す頃には細い根もしっかりと出来ている状態になるのでその後の生長は早くなると思います。


盆栽は急ぎ過ぎないことです

結果が良くなければ、「待つ」というもの一つの技術ですよ。


秋まで待ってみましょう。




では、また。




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