「桂モミジ」です。
春先のオレンジ色の芽吹きが素晴らしい品種。
取り木と言っても桂モミジ本体は取り木がとても難しいです。
前回は幹途中に取り木を試みたの多ですが、発根は一本という結果に…。
ということは普通のモミジの取り木と変わりませんね。
けっこう勢いよく出ていたので中を見てみましょう。
枝葉もたくさんついているだけあって根も元気な様子。
ただ、もう少し時間が掛かりそうです。
という訳でルートン塗ってまたポットで覆っておきました。
同時に根を半分ほど切ってあります。
すぐに切り離さず、一度根を切って整理してからまた時間を置きます。実際にこの方法で取り木をする方もいます。
時間が掛かるのがデメリットですが、切り離す頃には細い根もしっかりと出来ている状態になるのでその後の生長は早くなると思います。
盆栽は急ぎ過ぎないことです。
結果が良くなければ、「待つ」というもの一つの技術ですよ。
秋まで待ってみましょう。
では、また。
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