椿の山へお出かけの巻。
時は1月1日。
元旦に「椿山公園」へドライブ。
宮崎市から南西へ約30分。旧飫肥(おび)藩の領地で、「飫肥杉」の生産が有名です。
初めて行きました。
なかなかの景色です。
杉だらけの山の一角に椿が植えてあるから椿山公園なんですが、まだあまり咲いていませんでした。
そして誰もいませんでした。
貸し切り状態です。
たぶん植栽されたものではなくもともと自生していたものでしょう。
自生する赤松は初めて見たかもしれません。
海岸線の黒松は見慣れていますが、赤松はホントに赤いんですね。
山ではこういう景色も見られます。
山頂にちらほら白い幹が見えますが、たぶんジン化した枯れ木でしょう。
盆栽では杜松や蝦夷松の寄せ植えに見られますね。
さて本題の椿。
盆栽では杜松や蝦夷松の寄せ植えに見られますね。
先人たちはこうした山の景色を表現したのだと思います。
山の中腹にはこういった岩肌もあります。これを見ると「真柏があるのでは?」と思いましたが、どうでしょうかね…。
宮崎でも真柏の自生地があると聞いたことがあります。ただ、もっと山奥の寒いところのようです。さすがにここには生えてないか…。
そういえば西米良の方にも米良五葉なる五葉松があるようですが、残念ながら葉が長く商品価値は無いとか…。
見ごろはまだ1ヶ月ほど先でしょうか。
これを見て「根伏せ」という繁殖方法を編み出した人はスゴイ!
はやり種の採取は10月~11月ごろが良いかもしれません。
地に落ちる前に採取する方法が一番無難でしょう。
最後にこの道。
「殿様道路」なる名前が付いていました。
なんでも飫肥藩の殿様が参勤交代で使った道だとか。
こんな道通って江戸までと考えると気が遠くなります…。
そしてそんな殿様道路を通って駐車場に帰ったら、タイヤに枝が刺さってパンクしておりさらに気が遠くなったというオチが待ってました…。
しかも携帯電話の電波が届かない場所だったので管理棟に電話を借り行くという始末。
管理事務所のおじちゃんありがとう。(正月早々ほんとに助かりました)
皆さん、山道を走る時はちゃんとスペアタイヤを用意しましょうね。
では、また。
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