2021年1月3日日曜日

地植え素材を掘り上げてみましょう

こんにちは、盆栽なんごくです。 



鉢で育てる樹を地植えして育てると大きく育ちます。



ちょっと長くなりますが地植えしたものを掘り上げたのでご紹介。


畑はないものの、小さなスペースに地植えしたものが多数。

真柏を中心に2019年春に植えたものです。

今回をこれらを掘り上げてみよう作戦。




約2年ほどでどれだけ成長したでしょうか。
見た目はあまり変わっていませんね…。

もっと徒長枝がでると思っていたのですが、イマイチでした。
2年では早すぎたでしょうか
地植えらしくちゃんと根も伸びています。もう一年待てばもっと太りを得られたかもしれません。





今の時期でも白い根が活発に活動していました。


大なり小なりポットに入れて出来上がり。
挿し木2年から3年ですからこんなもんでしょう。どちらかというと最初の数年は小さい鉢で根を増やしてそこから畑に入れた方が太るでしょうね




さて次はトサミズキです。


これが2019年春に植えたとき。
こんなマッチ棒苗が随分太りました。


本当はちゃんと掘り上げた方がよろしいでしょうけど、ズボッと引っこ抜いて…、


ポットに投入。
将来はもっと傾けて懸崖風にしたいですね。

トサミズキは挿し木でよく着きます。育ちも早く肉巻きも早いです。ただ、大きくしようとすると枝が暴れて大変なところが難点。

小さめの日向水木であれば小さくコンパクトに作れるかもしれません




そのほかこんなものがあったり。


これが植えつけたときの様子。
2年だと鉢に植えているのと変わらないですね。
あと2年から3年そのままにしておけばもっと太りを得られるでしょうが、根捌きが大変になります。それを考えると黒松のミニ盆栽は鉢でコツコツ作った方が良いかと。


こんなものがもありました。
これは杜松ですね。真っすぐに伸びた枝を挿して直幹でも作ってみましょう。



最後に香丁木。
鉢に入れていると細い根が充満するのですが、地植えにすると太い根が走るようです。

根伏せの素材として最高ですね。
模様の付いた太い根を切って用土に入れ、先の数センチだけ地表に出しておけば芽吹いてきます。


残った本体はここから樹作りです。

ということで地植え素材のご紹介でした。


土地が空いたので今年はモミジとカエデを入れようと思います。


 では、また。




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