2020年11月24日火曜日

実生3年のザル入り黒松

こんにちは、盆栽なんごくです。 



先日に続き、また実生した樹の話です。


といっても発芽したばかりではなく、
3年目の黒松


1年目を1年生と数えるのでこの黒松は
3年生になります

25cmくらいのザルに入ってます。

6月ごろに犠牲枝を半分くらい落として
そこから足元に芽が吹いてきました。




ただ、このままにしておくと先端に力が集中
してしまうので、エネルギーを分散するために
葉抜きを行いました。
さらに不要な枝も落としてます。

犠牲枝として残しても良かったのですが、
あまり太くなりすぎると抜き跡の傷が
大きくなるので2本だけ残してあとは剪定


秋は太る季節なんですけど、
ザル入り黒松は太りが遅いような…。



同じ3年生を12cmポットに入れているやつも
ありますがそちらの方が太りが良いような気がします…。

秋に根が伸びるスペースがあるかどうかの
差だと思います(仮説・・・)。





ミニ黒松へ近づいているでしょうか。

犠牲枝は来年も伸ばしてみようと思案中。

芽のあるところがどれだけ生長するかで決めようと思います。

全部切っていきなり小さくするのは危険です

地上部と根のバランスが崩れて枯れる可能性が高くなります

ご注意ください。



すぐに形にしたい気持ちも分かります


私も早く結果が見たい人間ですから。笑


落ち着いて、落ち着いて…。


盆栽は1年ずつしか進みません。


時間をかけて作るのは愛好家の得意技です


*ザル植えも、もとは愛好家の発案ですよ。
(静岡の方です)


ゆっくり少しずつ小さくしていきましょう






 では、また。




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