今日はヒメシャラのお話。
ツバキ科の落葉高木ですね。
高木ということは芽が上に向かってどんどん伸びる習性があります。
これは庭木のヒメシャラ。
小さな盆栽になるとこまめな芽摘みが必要です。
葉が互生して出てくるので放っておくと魚の骨のような扁平な枝になってしまいます。
2芽ほど残して芽摘みすると葉元から新しい芽が出てきます。その新しい芽は90度回転して芽を出していくので扁平な枝ぶりを解消することができるというわけです。
これは実生して3年くらい。
これくらいの樹でも芽摘みを繰り返すと少しずつ枝が出来てきます。奥行や立体感を出すには芽摘みで枝を出していくしかないんですね。
冬が近づいていきますので落葉した姿も早く見てみたいものです。
その時は落葉後の剪定もご紹介しましょう。
では、また。
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