2024年7月21日日曜日

葉っぱも焼ける猛暑です

~日々の楽しみ、心のゆとり~ 

こんにちは、盆栽なんごくの松浦です。

いかがお過ごしでしょうか。(^▽^)/ 

今日も素晴らしい一日であります。 




猛暑です。


午前中に畑の草むしりしていたのですが
滝のような汗が出てきてさすがに危険を
感じました。

みなさま外での作業はご注意下さい…。



棚場では水切れにより葉が焼けてしまった
モノが出てきています。


このヒメシャラは本当に焼けてしまっています…。

水切れの場合は葉がしょぼんとなってしまうのですが、
あまりにも急激に乾燥すると葉がチリチリになります。


これは危なかったですね。
まだ緑色が残っているのでセーフです。

ここから復活させるのは時間もかかりますが、
生きていれば大丈夫。


大部分の葉を落としてここから再スタートです。
ちなみに水やりは通常通り行います

葉が焼けたからと言って、水の中に
どぶ浸けしないようにしましょう。

今の段階で少し根っこがやられているので
そこに水攻めすると枯れます…。
(ご注意くださいませ)



モミジもいくつか危ないものが出てきてます。
この樹はまだ大丈夫そうですね。

ただ、葉が混んでいて水分の蒸散を
少し減らしたほうが良さそうです。
モミジやカエデは葉刈りをして枝を作る
方法があります。

全葉刈りといって全ての葉を取って
そこから吹かせる方法です。




しかし、今回のように夏場をしのぎたい時は、
片葉刈りも一つの策です。
一本の枝から二方向に葉が出ているので
片方の葉だけを落とします。

単純に葉の量が半分減ることになります


蒸散を減らすほかに、片葉刈りの利点は
芽吹きを抑えることです。

全葉刈りすると至る所から芽吹いてきて
後処理が大変になる場合がありますが、
片葉刈りは一斉に芽吹くことがありません。


樹形を維持しつつ、夏越しを考えると
有効な方法かもしれませんね。





今日もお天道様に感謝です。 


では、また。(^^)/~~~

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2024年7月13日土曜日

一発で全部芽切り

~日々の楽しみ、心のゆとり~ 

こんにちは、盆栽なんごくの松浦です。

いかがお過ごしでしょうか。(^▽^)/ 

今日も素晴らしい一日であります。 




7月も半ばに入ろうとしています。

梅雨末期の雨になってきました。



先日、黒松たちの芽切りをほとんど
終わらせたところです。


樹の状態によって芽切りのやり方を
少しずつ変えています。

過去数年に芽切りを繰り返したものは
下枝から頭まで樹勢がある程度揃っているので
一回で終わらせます。
ただ、芽の力が弱い部分はそのまま
残しておきます。


芽の勢いは多少平均化されているものの、
頭はどうしても強くなりがちです。

そんな時は強い部分だけ軸を残しておきます。
色んな手を使って頭の部分は
抑えておきましょう。



芽切りの時期によって
二番芽の長さが違ってくるので
毎年の観察が必要です。
5月終わりごろに切ったものは
すでに二番芽が伸びていますが、
軸が長くなっています。

これが11月末まで伸びるのですから
さらに葉も長くなるということですね。

あまり早くに切ってしまうと
短葉法ではなくなるので要注意。



ともあれ、今年の出来が良くなくても
来年があります。




ゆっくり気長に構えましょう^^



今日もお天道様に感謝です。


では、また。(^^)/~~~


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2024年7月7日日曜日

芽切りは続く

~日々の楽しみ、心のゆとり~ 

こんにちは、盆栽なんごくの松浦です。

いかがお過ごしでしょうか。(^▽^)/ 

今日も素晴らしい一日であります。 



梅雨はまだ明けてませんが、
カンカン照りの日々です。


朝水やりして、夕方帰ってくるときには
全てが乾ききっている状態ですね。



水切れにはご注意くださいませ。




さて、黒松の芽切りです。
新芽を切るだけですが、一回ですべて切る方法や
二回から三回に分ける方法があります。


黒松は高木なので樹冠部分に樹勢が集中します

そうすると頭だけ芽切りした後の二番芽の伸びが
良くなります。

逆に下枝は弱ってしまい、芽吹きや芽の伸びも
悪くなるという結果も招きます。
それを防ぐために、まずは下枝を切って
1週間から2週間ほど時間を空けてから
頭の芽切りをするという方法を取ります。

いわゆる二度目切りと呼ばれるものです。




少し時間を置いて切ることにより、樹冠部分の
成長を遅らせて全体の芽の長さを均一にする
という方法です。
しかし、下垂させた枝というのは思ったより
弱ってしまいます。

芽の伸びが悪い時は、芽切りを見送りましょう。



頭の部分は新芽を切る時に軸を長く残してます。
こうすることで二番芽の萌芽を
遅らせることが出来ます。

黒松の芽切りは全体の樹勢をどのように
均一にしていくかという所に注意が必要です


冬の葉抜きも樹勢調整が目的ですから
頭の部分の葉を多く引いて、下枝は残すようにします。


とにかく頭を抑えて、下枝に元気を付けさせる
ようにしましょう。




次に吹いてくる二番芽が早く見たいものですね^^





今日もお天道様に感謝です。 



では、また。(^^)/~~~


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