いかがお過ごしでしょうか。 (^▽^)/
サツキの時期ですね。
道路沿いでも咲いています。
今回はバッサリとした剪定をお見せいたします。
盆栽ではしっかりとした骨格が必要です。
それを見つける剪定をしてみましょう。
こちらは鶴翁(かくおう)。
花物は咲かせっぱなしにすると体力を消耗するので
観賞したら早めに摘んでやりましょう。
今回は剪定ですので、枝ごとバッサリと落としていきます。
せっかくボリュームがあったのにここまで切ると
もったいないですが…。
ここからさらに切ります。
バリバリと落としていきましょう。
ある程度枝を落として、残す幹筋を選んでいきます。
続いてこちらの鉢もやっていきます。
やはりある程度切ってみないと全体が見えてきません。
ここまで切って、さらに三又になっている部分を処理していきます。
なるべく二又になるような骨格を作っていきましょう。
こちらは去年から作っている大盃。
樹作りのため花は見ていません。
この樹は双幹の様相になってきましたね。
見るも貧相な姿ですが、ミニサツキを作るにはまず
こうした剪定が必要です。
どの枝を残すのかという疑問もあるでしょう。
大きく育てるのであれば、長い枝を残しても良いですが、
ミニ盆栽であればとにかく大胆な剪定が必要です。
こんなに落として大丈夫かと思うでしょうが、
大丈夫です!
サツキは萌芽力が強いため、大胆な切込みでも
耐えられます。
骨格を作る段階ではこれくらいにしておかないと
至る所から芽吹きするため後の処理が大変になります。
樹作りのため花は見ていません。
3月頃に一度切り込んであります。
幹途中の閂(かんぬき)枝が気になりますね。
同じ部分から左右に出る枝を閂枝と言います。
(こうした枝はやはり骨格作りのときに処理しておいた方が
良いです)
ともあれ、2か月くらいでちゃんと芽吹いてきています。
これくらい丈夫な樹種ですから、勇気をもって
バシバシ切っていきましょう!
では、また。(^^)/~~~
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