2022年5月4日水曜日

盆栽はどうやって仕立てる?ーカエデ素材のしつけ

こんにちは、盆栽なんごくの松浦です。



いかがお過ごしでしょうか。 (^▽^)/



盆栽は「仕立て」を楽しむと言いますが、
どうやって仕立てていくのか。


若い時のが重要になってきます。


身を美しくと書いて「しつけ」なんですね。

耳が痛いです…笑



こちらは去年まで地植えしていたカエデ
マッチ棒の苗が一年で太りました。

以前も書きましたが、盆栽は人工的に自然を表現する道具です

枝葉を伸ばせばそのままの自然ですが、
盆栽としては成り立ちません。


手を加えて自然に見せるという矛盾した作業が必要に
なってきます

春先に鉢上げした時は丸裸の状態でしたが、今年芽吹いて
これだけ元気に育ってますね。

ここから使う枝と不要な枝を分けていきます。


いきなり枝を作るというよりは、まず骨格作りです。
必要な部分だけ残して、あとは全部落とします。

裏側に太い枝も出ていたのですが、それも落として
癒合剤で保護しておきます。


残した枝は二又に分かれているので、その二本の枝を
針金で伏せていきます。
一つは差し枝、もう一つはになる部分です。

仕立ての第一歩ですね。

差し枝、反対の受け枝、そして裏枝

盆栽はこれらの枝群で構成されています。
それらの枝の基礎となる骨組みを作るところがスタートです。

針金を巻いた枝はまだ細いので、先端をどんどん伸ばします。

枝元が太ってくれば針金で曲げた通りにクセが付きます。

目的の太さになったら針金を外して、そこから細かい
枝づくりをしていくという過程です。



今回は最初の「躾」です。


大事なところなので、将来の構想も考えておきましょう



では、また。(^^)/~~~




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