いかがお過ごしでしょうか。 (^▽^)/
盆栽は「仕立て」を楽しむと言いますが、
どうやって仕立てていくのか。
若い時の躾が重要になってきます。
身を美しくと書いて「しつけ」なんですね。
耳が痛いです…笑
こちらは去年まで地植えしていたカエデ。
マッチ棒の苗が一年で太りました。
以前も書きましたが、盆栽は人工的に自然を表現する道具です。
枝葉を伸ばせばそのままの自然ですが、
盆栽としては成り立ちません。
手を加えて自然に見せるという矛盾した作業が必要に
なってきます。
春先に鉢上げした時は丸裸の状態でしたが、今年芽吹いて
これだけ元気に育ってますね。
ここから使う枝と不要な枝を分けていきます。
いきなり枝を作るというよりは、まず骨格作りです。
必要な部分だけ残して、あとは全部落とします。
裏側に太い枝も出ていたのですが、それも落として
癒合剤で保護しておきます。
頭と差し枝、反対の受け枝、そして裏枝。
盆栽はこれらの枝群で構成されています。
それらの枝の基礎となる骨組みを作るところがスタートです。
針金を巻いた枝はまだ細いので、先端をどんどん伸ばします。
枝元が太ってくれば針金で曲げた通りにクセが付きます。
目的の太さになったら針金を外して、そこから細かい
枝づくりをしていくという過程です。
今回は最初の「躾」です。
大事なところなので、将来の構想も考えておきましょう!
では、また。(^^)/~~~
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