イワシデという樹のご紹介。
取り木したものです。
今年は特にきれいに紅葉が見られました。朝鮮ソロと呼ばれていたようですが、
最近はイワシデと呼ぶのが主流みたいです。
アカシデ、クマシデ、イヌシデなど近縁の仲間がいますね。
別名は順に赤芽ソロ、カナシデ、青芽ソロ。
カエデやモミジほどポピュラーな樹ではないですが、
個人的には好みの樹種です。
夏の新緑のころは葉脈のはっきりした葉が
瑞々しい印象を与えてくれます。
特にクマシデは種の入った果穂をぶら下げた姿に風情がありますね。
こまめに芽摘みを行うと自然に枝も混んできます。
また、幹肌にも味があっていいものです。
新梢は茶褐色ですが、古くなると白く滑らかに
なってきます。
枝先までこうした姿が見られるので
寒樹では寒々しい姿に見入ってしまいます。
モミジなどとは違った独特の特徴をもったイワシデ。
モミジやカエデの様な盤根は出来にくいですが、
葉物盆栽としては素晴らしい樹種です。
一鉢持ってみれば気に入りますよ。
では、また。
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