2020年11月4日水曜日

黒松の取り木をやってみましょう

こんにちは、盆栽なんごくです。 



今回は黒松の取り木です。


というよりその「準備」です。



こちらの黒松でやってみましょう。
たしか正月用の苗木をザルに入れたものです。実生から5年くらいでしょうか。

低いところに芽当たりがないのであまり良くない素材…。



黒松はこういった枝分かれの部分で取り木すると良く発根するそうです

ただ、そのあとが作りづらいかもしれませんね。
株立ち状の樹を目指すのであれば良い場所ですが、ミニ盆栽を作るには横に出ている枝は邪魔かもしれません。





足元はこんな感じです。小さな芽が数か所出ているのでそれを頼りに作っていきます。
上部はそのうち切ってしまう犠牲枝です。
今回取り木するのは犠牲枝の部分。




取り木を仕掛けるのは来春になります。その前に下準備です。
車枝状に出ていた枝を全部落として一本にしておき、そこから曲を付けておきます。
春までには曲が付いている(と思う)ので、そこに取り木を仕掛けようという目論見です。


このくらい太くなると2.5mmくらいのアルミ線を使わないとなかなか曲がりません。





さて、算段通りになるでしょうか!?




春のお楽しみです。






 では、また。

0 件のコメント:

コメントを投稿