こんにちは、盆栽なんごくです。
今日は盆栽が持つ「価値」についてのお話
さて、盆栽の価値とはどんなものでしょうか。
値段、樹齢、名人が作ったあの樹…。
目に見えて分かる価値は数字で表されるものでしょう。
例えば値段や樹齢など。
樹齢が高ければ値段も高くなります。樹齢200年や300年といった盆栽も存在しているので、その値段たるや…おいくら万円でしょうかね?
数字で表される価値はいわゆる市場価値というもの。
それとは別に「見えない価値」というものがあると思います。
(*ここから先は私の勝手な考えですが…。)
そのもう一つの価値とは「盆栽と過ごす日々」というもの。
どんな樹であれ、ともに5年という時間を過ごせば春夏秋冬という季節の移り変わりを5回経験していることになりますね。
「盆栽と一緒に過ごす何気ない日々の積み重ね」こそ、数字では表せない盆栽の価値ではないかと思うのです。
疲れている時に癒してくれたり、
弱ってしまったときに心配になったり、
剪定や植替えと言った作業をやってみたり…。
盆栽はそういった日々の経験を与えてくれるものです。
その樹が何百円だろうとおいくら万円だろうと、5年過ごせば5年分の豊かさが心に溜まっていくものだ感じます。
盆栽を始めた頃にある盆栽園のオヤジさんに言われた一言、
「長く持っておきなさい」
いまだに覚えている一言です。
では、また。
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